フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2007-05-10-Thu-20-42

憑神

連休中は実家に帰っておりました。
素敵に引きこもって読書三昧・・・の予定だったのですが、結局読めたのはコレだけでございました。(あ、漫画は沢山読んだのですけどね)

憑神/浅田次郎/新潮文庫

お気楽時代劇コメディかと思いきや、予想より大幅にシリアスな展開でした。コメディにしかならなさそうな設定を力技で「サムライとは!」的方向にもっていった浅田次郎の腕っ節にびっくりです。

時代は幕末、場所は江戸。
婿養子先から離縁された御家人である主人公の彦四郎は、こともあろうに貧乏神に取り憑かれてしまった。貧乏神の次は疫病神、その次は死神と、次々と降りかかる災難と必死で戦う彦四郎。
文武に秀で、性格も極めて善良である彼が何故このような目にあわねばならないのか?果たして彦四郎の運命は?

という・・・うーん、やっぱり設定だけだとコメディにしか見えないですね。しかし勿論意味も無く「幕末」なわけではないのです。だって浅田次郎だから。
「壬生義士伝」をもちだすまでもなく、浅田次郎の新選組好きは有名です。ということは心情的に佐幕派ファンなのだろうとは思っていたのですが、これを読んでさらにその印象を深くしました。
いえ、この本のテーマはあくまで佐幕や倒幕というところではないのですが・・・・

とりあえず、徳川慶喜ファンは読まないほうがいいかもしれません。たたかれまくりです。
あ、榎本武揚ファンにはオススメです。江戸弁の釜次郎が格好いいですよ。

楽しいお気軽コメディ時代劇を求めて読む人も、あらぬ方向への展開にびっくりするかも。うーん私には嬉しい誤算でしたが、正直家制度賛美っぽいところに引っかかりも覚えました。自己犠牲の美学って結構好きですけど、そこまでしなくてもなぁ・・・と思った私にはきっと御家人精神が足りないのでしょう。
あ、でも「勝負ってのは勝ち負けではなく、勝ちっぷりと負けっぷりだ」というのは気に入りました。

しかしこれを妻夫木主演で映画かぁ~・・・と思うとなんだか不安です。広告を見た限りでは、コメディ色が強そうなんです。いっそそっち寄りにしてくれたほうが映画としてはいいかもしれないです。
下手にシリアスにすると難しそうなんですもの。
うーん、どうなのかなぁ・・・。

憑神 憑神
浅田 次郎 (2007/04)
新潮社

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そしてタイムリーにも幕末本を読んだところで、ちょっと会津へ旅行に行ってまいります。
念願の会津です!幕末に浸る二泊三日の旅にしたいと思います。

COMMENT

2007-05-15-Tue-20-40

そうなの

一時帰宅しておりました。
でもカレンダー通りの休みだったから、そんなに余裕がなかったのですよ。プチ同窓会、いつかやってみたいものですねv

今回の旅は人生初東北でした。
あちらの方ってなかなか行かないよね。まだまだあちこち行ってみたいです~
2007-05-11-Fri-23-03

あら

連休中は実家だったのね!?
やー、会いたかったなぁ。

会津、いいですね!まだ名古屋より北には行ったことはありません。。。

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