MAMA 1巻/売野機子/バンチコミックス書店で偶然目にして思わず買っちゃった本。
買った理由はずばり煽り文句の『寄宿舎』です、『寄宿舎』、『ギムナジウム』!
おまけにそこに集う少年たちは皆「天使の歌声をもつ選ばれし少年」とか、設定だけでおなか一杯になりそう。
売野さんの作品はすでに短編でその上手さを知っていたので迷わず買ったのですが、今のところ、これは面白くなりそうです。
物語としては上にも述べた通り。
ヨーロッパ風の土地、田舎の森の奥にとある学校、寄宿舎がある。
そこに集う少年たちは各地方から集められた美声の少年達。
そしてその学校には伝説があった、「とりわけ選ばれた少年は、本当の『天使』になるらしい」と。
謎めいた学校、謎めいた少年達、そして『天使』の謎とは?
・・・などなど、とりあえず謎だらけの第1巻でした。
1巻では主人公の少年の生い立ちが明らかになったところ。
他の生徒たちも皆それぞれ訳アリなかんじで、続きも楽しみです。
全体の雰囲気としてはずばり「トーマの心臓」かな。
設定はちょっとファンタジーっぽいけど、ミステリーなのかなあというかんじです。
そこらへんの雰囲気が好きな人なら、読んでみて損はないのでは。
とりあえず私は続きも買います。
これからどう転ぶのか、これからが楽しみな作品でした。