フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2013-03-16-Sat-20-49

白蝶花

白蝶花/宮木あや子/新潮文庫

白蝶花 (新潮文庫)白蝶花 (新潮文庫)
(2010/09/29)
宮木 あや子

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宮木さんの本、たしか3冊目。
で、3冊読んだ中で一番好みの一冊でした。

内容としては、戦前~戦後の激動の時代を駆け抜けた女性たちのそれぞれの人生・・・ということで、各お話ごとにヒロインが設定されるという短編、だけどそこかしこで彼女たちは繋がっているという連作仕立てです。
芸者として身売りされた少女が知った初めての恋、田舎町からやってきた少女の大人への目覚め、誰にも心を許せない孤高な少女の揺れる心。
こうやって書いてみると、「大人の女性の恋物語」というよりは(なんとなくそういうテイストかと思っていたんだけど)、「少女たちの恋の目覚め、大人への歩み」的な一冊だったのかなと思いました。
頑なだった少女が初めて他人に心を揺さぶられたり、子供子供していた少女が生まれて初めての高揚に身を委ねたり。
激動の時代にあっても、むしろだからこそあまりにも人間的な少女たちの物語です。

なんというか、多分に情念的なので、読み手は選ぶかも。
ちょっとばかり女性向けすぎるかもしれない。
でも好きな人はすごく好きだろうなあという、そんな宮木さん感想でした。

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