フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2010-10-25-Mon-21-05

人生の大切なことはおおむね、マンガがおしえてくれた

人生の大切なことはおおむね、マンガがおしえてくれた/川原和子/NTT出版

なんというかタイトルそのまんまの本です・・・。
大のマンガ好きである作者がその愛と情熱を傾けまくったマンガについての一冊。
マンガ好き、オタクであることを自認する私はついついこういう種類の本に手を出してみるのですが、ものによってはぬるいなーと感じるものがあったりなかったり。
その点この本は、作者自身のブログを以前から拝見していたこともあってか、なかなかバランスのいい『マンガ本』だと思いました。

作者は恐らく私よりひと世代上の方、かと思うのですが、その大部分は『少女マンガ』についてでした。
陸奥A子あたりの古式ゆかしい少女マンガから、ハチクロ、NANAというメジャーヒット作、見落とされがちな四コママンガからなかなか手を出せない今時の若い子向け少女マンガに、締めはBLまで、という幅広い種類が網羅されています。

なんとなく印象的だったの作中の言葉に、こういうものがあります。

『自己陶酔するには理性が邪魔をしてしまう、そんな人の照れ隠しなのだろう』

と・・・。
ちなみにこれは川原泉作品について語られた言葉なのですが、なーんか我がことを言い当てられている気がしてしまって。いえ、自分のことを理性的な人間だなどと言い張るつもりは決してないのですが、「自己陶酔しきれない」って部分がどうにも。変なところで他人事のよう、というか・・・常に自分の中に覚めた自分がいる、という感覚が非常によく分かるもので。自分なんかがそんな恋愛ドラマの主人公(もしくは悲劇のヒロインとか)になれるわけないよね、という、それは一種の卑下なのかもしれないですが・・・。

まあ読んでみた印象として、「この人と友達になってマンガ談義をしたら楽しいだろうなー」と思える一冊でした。
自分と読み方の傾向が似ている、というのが大きなポイントなのかもれしれないです。
80年代白泉社作品にはまったことがある、という方なら一読をオススメです。
白泉社作品にはまったかどうかというのは、結構、女子のマンガ読みの好みを判別する試金石になる気がするのです・・・。

人生の大切なことはおおむね、マンガがおしえてくれた人生の大切なことはおおむね、マンガがおしえてくれた
(2009/03/25)
川原 和子

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あとどうでもいいですが、「女子」という言葉の使い方にも納得。
そうなんですよね、「女の子」って柄じゃないし、でも「女性」というほど自分は大人じゃない気がする・・・というか自分が勝手に「女性」という言葉に女性らしさのニュアンスを感じ取っているだけかもしれませんが。
「女子」って言葉ひとつにこんなに色々と面倒くさいことを考えている、という点だけでも結構高感度が上がったりして。
あとでも最後にひとつだけ、終盤のBLコーナーですが、あのラインナップ、あんまり初心者向けってかんじじゃないんですが・・・。最初が西田東ってさあ・・・いや、私は好きですけどね・・・。

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