フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2009-08-07-Fri-23-21

人魚は空に還る

人魚は空に還る/三木筀子/東京創元社ミステリ・フロンティア

表紙と設定に惹かれて手に取りました。
だって、

『心優しき雑誌記者と超絶美景の天才絵師、ふたりの青年が贈る帝都探偵物語』

ですよ。
これは好きな人は好きだろうし、逆に食傷気味だという人もいるかもしれない。
文明開化の香りも豊かな明治の頃を舞台にした、心温まる短編ミステリ集です。
・・・・うーん、そうとしか言いようがないな。
舞台が好みど真ん中すぎてあまり客観的に読めなかったと思うんですけど、まあ突っ込みどころのない話です。悪い言い方をすれば無難?かな?サラサラと読めたのだけど、逆にひっかかるところがなかったというかんじ。人情味あふれる日常ミステリ系、とも言えるかもしれないけど、なんだかピンとくるところがなかったです。
天才絵師は美形である必要があったのだろうか・・・?とかも気になって。いえもちろん登場人物は美形のほうがより楽しいのはもちろん!なんですけどねー。この話の雰囲気でいくんなら、ソコソコの二枚目くらいでよかったんじゃないの、と。微妙な設定が微妙にこのお話をラノベっぽくさせているというか、まあもっと直接的な言い方をするならBLっぽくさせている・・・というか。いえ、全然そんなテイストはないんですけどね。そういう読み方が出来る、というだけなんですけど。
それはもしかしたらそうした方が人気が出るから→そしてシリーズ化?っていう狙いがあってのことかもしれないけど・・・どんなんでしょう、それならホワイトハートとかそっち系のレーベルのがいいんじゃないのかなぁ、と。

小川未明の人魚話とかルパンに憧れる怪盗ロータスとか・・・後半の雰囲気が好きだっただけに、微妙にパンピー向けでない雰囲気を漂わせているのが残念。
でもバランスのいい、破綻のないお話だったと思います。うがった見方をしなければ良作といっていいのかもしれない。
最近どうもひねくれて、困ります。


人魚は空に還る (ミステリ・フロンティア)人魚は空に還る (ミステリ・フロンティア)
(2008/08)
三木 笙子

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明治ものが好きな女性にはお勧めです。

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