フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2009-07-16-Thu-20-38

ネバーランド

ネバーランド/2004/イギリス・アメリカ

最近映画記事が続きますが、特に意味はありません。
というわけで、今日は『ネバーランド』を見ました!
主演は言わずもがなのジョニー・デップ。
「心揺さぶる感動映画」とかのうたい文句に、実はそう期待していなかったんです。でもそれがうっかり泣かされてしまうとは・・・ある意味直球なんですけど、ベタじゃない。ちょっとだけ風変わりな、でも優しさに満ちた繊細な世界だったから、無理なく入ってきたのかなーと思ったりして。

主人公のジェームズは、最近不調の劇作家。
いつだって空想の世界に生きているような彼には現実に立派な妻がいたが、二人はすでに寝室を別に暮らしており、良好な仲とは言い難かった。
そんな彼はある日愛犬を連れて散歩に出た公園で、とある親子連れと出会う。男の子ばかりの4人兄弟と、まだ若く美しい母親。子供の相手をするというよりは子供と同じ目線の世界にいるジェームズは、あっという間に家族と親しくなる。
子供達とも母親とも仲のいい友人のように親しみ、楽しい日々をすごすジェームズ。だがそんな関係を、世間は真っ直ぐな目で見てはくれなかった。
口さがない中傷に晒される中で、ジェームズは新作を書き始める。
それは他ならぬ、子供達とのひと夏の思い出を形にしたものだった・・・。

という、誰もが知るファンタジー作品『ピーターパン』の誕生秘話としての作品です。
作者については全く知らないので、正直どこまで実話に基づいているのか?というところは疑問ですが、じみーにじんわりとくる話でした。
エキセントリックすぎないジョニー・デップの演技、過剰すぎない抑え目のファンタジックな演出。
上品でクラシカルな20世紀初頭のイギリスの雰囲気・・・全体的に、とても静かで小さく完成された世界という印象です。
それが地味とか物足りないという人もいるかなー・・・とは思いますね、確かに。
でもその過剰でない映像が私にとっては美しかったし、好感がもてました。
あと登場人物に悪人がいないんですよね、主人公の妻にしたって、主人公がそこまで夢見がちでない人物だったら(作家としては駄目なのでしょうが)よい妻だっただろうと思うし、兄弟たちの祖母にしたって、若くして未亡人になった娘のことにあれこれと口を出したくなるのもきっと当然の愛情表現なわけで・・・。

個人的にじわっときたのは、ジェームズの舞台を見に来ていた老婦人。
「主人も喜んだと思うわ、少年のような人だったから」
ここでホロリといっちゃいましたね。

『ピーターパン』といえばアニメのアレしか出てこないのですが、この作品ではネバーランドのことを「理想郷」であり「天国」ということで語っています。
まあそんなことは観客がそれぞれに感じればいいことなのですが、子供のころはただのファンタジーアニメだとしか思っていなかった作品の裏にこんな話があったなんて・・・と思うと、また違う目線で見ることが出来そうです。

非常に個人的な好みを言わせてもらえば、シルビアへのジェームズの思いは最後まで「友情」であってほしかったかな。ええ、夢見がちですから・・・

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ところで私はアニメ作品のピーターパンも好きでしたよ。
名作シリーズの中では雰囲気の違うキャラデザも、風変わりなこの作品にとっても似合っていたと思うのです。外国童話の挿絵っぽい雰囲気で、好きだったな。テーマソングも未だに歌えます。
♪ネバーランドへGO!GO!つーれていってよー♪

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