フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2009-03-02-Mon-18-20

モーターサイクル・ダイアリーズ

モーターサイクル・ダイアリーズ/2004/米・独・英・アルゼンチン・ペルー・キューバ・メキシコ・チリ・仏

キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラの若かりし日々を描いた青春ロードムービー。
今ちょうどチェ・ゲバラの別映画がやってるよなあと思いながら見てみました。ロードムービーって実はちょっと苦手なんですけど(退屈してしまう)、これは何故か一気に見てしまえました。
とりあえず、以下にあらすじ。

23歳の医学生・エルネストは、生化学者友人・アルベルトとともに、南米大陸一周の旅に出る。それは若い自分の見聞を広めるため、なによりももてあました若いエネルギーを発散させるための、途方もなく無邪気で無鉄砲な旅だった。
話術が巧みで人好きのする明るい女好きのアルベルトと、嘘をつけない生真面目さと頑固さ・繊細さを併せ持つエルネストは、時には派手なケンカをしつつもいいコンビ。お互い困った時には支えあいながら、二人で広大な南米大陸を突き進んだ。
「町町で女を抱こう」「俺達は世界を知る旅に出ているんだ」という大きな夢想を抱く若者二人は、しかし旅を続けるうちに予想をこえた現実を知る。

共産主義者というだけで家をなくして警察に追われる夫婦、
労働者が奴隷のように扱われるアメリカ資本の銅山、
自分たちの土地を追われた先住民族、
貧困に生きる田舎の住民、
隔離されたハンセン病罹患者・・・。

都会に暮らし、暖かな家族に囲まれた生活の中では知ることの出来なかった現実に直面する旅の中で、若き医学生の中に、何かが生まれた。
医学を修め、人々のために尽くそう。
それだけでは収まりきらない熱く激しいものが、エルネストの中に生まれてしまったのだ。


・・・という、お話。
この話はあくまで「青年エルネストの物語」であって、チェ・ゲバラを描くところまでは行き着かないのですけれども、確かにこれはチェ・ゲバラ誕生の瞬間の物語、といってもいいかもしれません。
実は私、チェ・ゲバラについてはほとんど知らないんです。よくTシャツの図案になっているあの人が革命家だと知ったのも、結構な年になってから・・・恥ずかしい。
でもこの映画を見ていたら、むくむくと「青年・エルネスト」が「革命家・チェ・ゲバラ」になっていく様を知りたくなりました。いやほんとに。
頭でっかちの理想家が、いかにして銃をとることを選んだのか。
箱入りのおぼっちゃんが、いかにしてカリスマ革命家へと変貌したのか。
非常に興味深いです。もう間に合わないでしょうが、DVDか何かで今やってる映画(前後編?)も見ようと思います。

あ、チェ・ゲバラについてだけでなく、映画としてもよかったと思います。
だってコタツに寝っころんで見ていたというのに、この私が眠たくならなかったんですもん!これって結構すごいことです。
旅の前半は次々に移動してテンポよく、時にコミカルに描かれて、後半になるにつれてシリアスに、そして考えさせられるように・・・でもその印象はあくまで爽やか。主演二人も若くて瑞々しくて、それも成功の秘訣かなーと思いました。
エルネスト役のガエル・ガルシア・ベルナルってたしかこの映画でブレイクしたんでしたよね?なんだかちょっとジュード・ロウに似ている気がする。雰囲気のある男前です。ダンスが下手なのが可愛かったな。


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