フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2009-01-07-Wed-21-37

萌えの死角

萌えの死角/今市子/日本文芸社

2009年もお馬鹿な本から初めてしまいました・・・。
思わず衝動買いしてしまったこれは、今市子のシリアスBLならぬ、BL的エッセイ漫画です。
今ではすっかり『百鬼夜行抄』の作者というイメージの今市子ですが、それとは別ベクトルとしてあっかるいホームコメディ風BL作品もコンスタントに出し続けられています。
なんというか、本当に好きなんだろうな、そういうのが。
というかんじで、その道の先輩!というイメージを抱いております。勝手に。

とはいえ、今市子のBL作品をいくつかお読みになった方ならご存知でしょう。
今市子の作品は、果たして「BL」なのか?
という、微妙なラインであることを。

いえいえもちろんBLなのでしょう。
男と男が登場して、その間に恋愛感情(たまにそうでないものでもOK)が生まれれば、それすなわち昨今の日本では「BL」なのです。BOYでなくたって、ね。
今でこそ様々なジャンルの作品が跳梁跋扈するBL業界で、今市子は常に「その手の描写が少ない」ことでは1、2を争うのではないでしょうか(笑)
やはりそういうところはある意味ファンサービスでもありますし、そういうシーンでなくてもやたらに甘ったるい雰囲気が少なめの今市子作品が根強く好まれているというのは、やっぱり今作品には独特のストーリー性があるからだと思うのですが・・・ま、それはさておき、この本はそんな「いまいちメジャー路線にのれない自覚は昔からある」という今市子が、開き直って「個人的萌えポイントを古今の文芸・映画・リアル生活の中に見る!」というエッセイ集です。

一瞬表紙だけ見て、「新作漫画かあ・・・なんかシリアスっぽいな(私は笑える今作品が好き)、やめとくか」と思いそうになりましたけど、これは買ってよかったです。
世間の時流にうまくのれずに、「こんなので萌えてるのは自分だけじゃなかろうか・・・」とか、「今の若い子はいいねえ、選び放題で。私の若い頃なんか・・・」とか、「露骨なのはだめなの!ほのかに香る、くらいが萌えるの!」とかいうあたりに、なんとも親近感を覚えたりもしましたし。

歴史を重ねてきた同好の方々なら、きっとにやりとするところがあるんじゃないでしょうか。
連載エッセイだけに、その時々のTVドラマネタも多くて、これは今が旬だとも思います。あと何年かしたら、「これってどんなドラマだったっけ・・・」ということになりそう。
珍しく旬のものを旬のうちに読むことができました。
よかったです。



あと、「なんでもかんでも『トーマの心臓』にみえてしまう」という今市子の病気(世代的なものかな)は、きっと私(と一部の友人)の「なんでもかんでも極めたら『炎の蜃気楼』になると思う」という病気と似たようなものかな、と思いました。
ははは・・・。

COMMENT

2009-01-09-Fri-21-55

マジすか!
わーおめでとうおめでとう!最近某SNSもごぶさただから全然知らなかったよ!とりあえずおめでとうございます!

えーと今市子のBL漫画はBLといいながらただゲイカップルが出てくるだけのコメディ漫画だったりするので、いかにもBLなのが受け付けないという人にもオススメですよ。まぁモノによるけど・・・
BLかどうかは、出版社で見分けましょう(笑)

ちなみに私数年ぶりにドラゴンさん(仮)とルエさんと会いました。全然変わってなくて嬉しかったよ。そのうち地元で集まれたらなと思いつつ、今はただ新婚さんのお幸せを願うばかりです。イブ入籍おめでとう!(今更)!
2009-01-09-Fri-15-58

お久しぶりです!今市子、大好きですがBLは苦手なので新刊が出るたびに「これはBLなのか??」と迷った挙句買わなかったりするので、若干損してる気分になります。

萌えの死角・・・は表紙は百鬼夜行抄の律と飯島蝸牛おじいちゃんではないかと思いつつ、本屋で5分悩んだ結果買いませんでした。ので、感想聞けてよかったです。律と蝸牛じいちゃんのBLなんてーとちょっとかなしかったのです(笑)

あと、私、入籍しました(ボソ

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