フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2008-12-15-Mon-22-51

のぼうの城

のぼうの城/和田竜/小学館

今年とっても書店で目を惹いたこの本。
気にはなっていたものの、ついにお友達に貸してもらいました!

時は乱世。
秀吉が天下統一をはかり、大手をかけようとしていたその瞬間。関東の雄・北条氏への一手として目をつけられたのが、関東七名城のひとつ、忍城(おしじょう)であった。
到底敵うはずもな天下の秀吉軍に対し、忍城の主・成田氏は長きにわたる北条氏への忠誠と、領民と自身の身の安全との苦渋の選択を迫られていた。幾人もの豪傑をかかえる忍城とはいえ、何倍もの数の敵軍と真っ向勝負を挑むのは、暴挙以外の何物でもない。降伏やむなし、との意見に傾きかけた武将たちの中で、唯一交戦を唱えたのは、常日頃「でくの坊」と揶揄され、百姓からさえも「のぼう様」と呼ばれている城代の嫡男・成田長親だった。

という、お話。
戦国戦記ものですね。実は読み終わるまでてっきり忍城はフィクションなのかと思っていたら、なんとちゃあんと歴史資料も残っている実在した城なのだそう。
末尾には参考文献の数々も列記されており、きちんと調査された後がみられます。・・・とはいえどこまで史実と重なっているのかは大変疑問です。だってキャラたちまくりーの、インパクトありまくりのせんじゅつーの、なんですもん。

まず、のぼう様。
恵まれた体躯をもちながら、武にも智にも通じないうつけもの。
唯一のとりえは愛嬌。
次に、丹波。
のぼう様の幼馴染。
己の弱さを自覚しているが故に誰よりも強くある武士。苦労人。
次に、和泉。
なにかにつけて丹波に張り合う、まるで無頼者のような武士。子沢山。
次に、靭負。
女のような顔をした若武者。
体躯に劣る分を知略でカバーする、自称・戦の天才。
そして、甲斐姫。
男以上の力を持つ美貌の姫。
その腕は、皮一枚を残して男の首を両断するほど。

どうですどうです、このキャラそろいっぷり。
思わずSAMURAI7的なアニメ絵を想像してしまいました。
キャラクター以外でも「浮き島」との異名をとる忍城に、戦に巻き込まれる百姓たち、敵方の石田三成サイドの人物たちもそれぞれにクセがあって、ビジュアル的にもインパクトのある水攻めの画・・・いやいや、これはなんとも痛快な戦国エンタテインメントです。

最初こそ波に乗りにくかったのですが、戦がはじまってしまえば後は転げ落ちるように読めてしまいます。普段時代小説は読まないという人でもきっといけるでしょう。ラノベしか読まないって人でもいけるかもしれません。それくらいのキャラ立ちっぷりですよ。
元々映像作品の脚本として書かれた作品?とかで、なるほど映像化を意識しているのだろうなと思わせる派手な描写も愉快痛快。
黒澤映画的なスケールで映像化したら、ハリウッドが大喜びしそうなジャパニーズ戦国絵巻が出来そうですね(ごめんなさい黒澤あまり知りません)。

そこで実写版の妄想をしてみたのですが・・・
のぼう様、あんまり浮かびません。ぬぼーっとした人がいいんですよね・・・うーん・・・もうちょっと若かった岸辺一徳とか?あ、靭負は想像しましたよ!もうちょい年が上なら武田真治とかどうかなーっと思ったんですが、初陣の若武者という設定なので、見目も麗しい林遣都くんとかどうでしょう(笑)ちょっと若すぎるかな。あんな綺麗な顔した子が人を食ったような戦略をたてる、なんて想像しただけでよだれものなんですけどね。

のぼうの城のぼうの城
(2007/11/28)
和田 竜

商品詳細を見る


しかしこの作品がヒットした理由のひとつは間違いなくこの表紙でしょう。
スバッと人目をひきますもの。編集さんはいい仕事しましたねえ。
なんとも楽しく読めた作品でした!

COMMENT

2008-12-23-Tue-22-04

そうですね和泉×丹波、のぼう様×丹波、どちらもアリな気がします。いやすいません。
日本はアニメも特撮も世界最高峰だというのに、実写と組み合わせるとどうしてもどれも微妙な出来になるのでしょうね?金城武の怪人20面相がまたしても非常に微妙だという話を聞いて、のぼうの城は是非アニメでやればいいじゃないという気がしてきました。
いや実写でいいんだけど。でも実写だと残念なことになりそうな気がするんだもの。

木原音瀬いいと思います!
待ってます、ヨロシク!
2008-12-21-Sun-00-55

キャラが立ちすぎて丹波は受だろうjk、いやすみません。
このままお金かけて作ったら普通に面白いエンタメ映画になりそうですよね。

美しいこといいよねー。木原音瀬は嫌なやつが本当に上手いんだ…。
あと、檻の中発見したよにやり。

のぼうの城なのにソッチ寄りコメントですみませぬ。

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