フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

メニュー目次メニュー目次メニュー目次メニュー目次
-----------------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008-08-19-Tue-20-37

DIVE!!

DIVE!!(上・下)/森絵都/角川文庫

友人に薦められて読んだ『DIVE!!』、一気読みで読了しました。
映画にもなった青春飛び込み小説なのですが、まさに夏!オリンピックー!!てかんじです。この時期に読めてよかった!透子さんありがとう!

物語の舞台は東京都内にある飛び込みスクール。
そこに集まる少年達の、「今」という時に全力をかける熱い姿が描かれます。
メインとなる登場人物は3人。
中学生の知季はどこかのんびりしたところのある少年。
同級生2人とともに仲良く飛び込みを続けていたが、それほど勝負事に夢中になる性格ではなかった。
高校生の要一は日本を代表する飛び込み選手。
天才肌の自信家だが、その一方で常に自分に厳しいストイックな努力家の面も持ち合わせている。子供達のリーダー的存在。
スクールに突然やってきた謎の少年・飛沫は伝説の飛込選手を祖父に持つ。
海を相手に一人で飛び込みを続けてきた少年は、その強すぎる個性でもって知季たちを圧倒する。荒削りな才能に無敵の個性を持つ彼は、しかし純粋に飛び込みに没頭しているわけでもなく・・・。

他にも個性豊かな飛び込みメンバーたちが次々登場。
年齢も性格も生活環境も違う彼らはただひとつ、「飛び込み」という競技においてのみ同じフィールドに立ち、戦っているのだった。

もうもうもう、とにかく登場人物がキラッキラしてます!
のんびり屋の知季が段々高みを目指すことに夢中になったり、自他共に認める飛込みエースの要一が全てのお膳立てをひっくり返してしまったり、一匹狼の飛沫が次第に知季や要一に心を開いていったり。
全く性格の違う少年たちの心の動き、年相応だったりストイックだったりちょっとマセてたり、というそういうところがすごく丁寧に描かれていて、とても文庫本上・下2冊の長さとは思えません。もっと長いシリーズものを読み通したような気にさせられました。
もっとも内面描写ばかりに終始しているわけではなく、元々中・高生向けレーベルから出ているだけに、ストーリーの動きかたもグングン引っ張られます。えー次はどうなるの、次はどうなるの?と思っている間に最後まで読んでしまうという・・・

友人の薦め通り、まとめ読みするつもりで読んでよかったです。
飛沫のキャラとかね、最初は「おいおい昭和の少年漫画かよ」というかんじで笑ってしまったのですが、それが段々気にならなくなってしまうというマジック・・・。

キラキラしてます。
同じ青春ものでも、『バッテリー』とは違う方向性でキラキラしてます(文庫版の解説があさのあつこと佐藤多佳子だったのにニヤリとしちゃいました)。青春ものが読みたい!という人には是非勧めたい。普段小説読まないよって人にも読んでほしい、そんな本でした。

DIVE!!〈上〉 (角川文庫) (角川文庫)DIVE!!〈上〉 (角川文庫) (角川文庫)
(2006/05/25)
森 絵都

商品詳細を見る



DIVE!!〈下〉 (角川文庫) (角川文庫)DIVE!!〈下〉 (角川文庫) (角川文庫)
(2006/05/25)
森 絵都

商品詳細を見る


ところで『DIVE!!』を読んで、なんとなくダイエットしなければな、と思ったのは私だけでしょうか。
いや、要一くんがすごいストイックなんだもんで・・・成長期なのに。
私もこんな体たらくではいかんなと、なんとなくそう思ってしまいました・・・

COMMENT

2009-03-19-Thu-05-26

こんばんは。
トラックバックさせていただきました。

トラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK

http://funafunababy.blog89.fc2.com/tb.php/331-7823e68d

DIVE!!(上下) 森絵都

わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う飛込み競技。その一瞬に魅了された 少年たちの通う弱小ダイビングクラブ存続の条件は、なん...


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。