フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2008-06-28-Sat-19-57

EDGE2 3月の誘拐者

EDGE2 3月の誘拐者/とみなが貴和/講談社文庫

EDGEシリーズ2作目です。
1作目を読んでからだいぶ間が空いてしまったのですが、内容としては連続ものではないので問題なし。キャラクターも各人個性のある描写だったので、読んでいるうちに思い出してきましたし。

主人公の錬摩は現役を退いた犯罪心理捜査士。
過去の事件で脳に損傷を負い、10才児程度の精神年齢となった相棒・宗一郎とともに田舎に移り住んだ彼女は静かな生活を望んだが、しかし過去の経歴を知る警察関係者からの依頼は途切れなかった。
宗一郎の事件に対する負い目もあり、依頼を断りきれない錬摩。
今回の事件は、7歳の少女の誘拐事件だという。
仕方なく捜査を承諾したものの、錬摩は次第にかつて自分の身に起こった事件と今回の捜査を重ね合わせ、冷静さを失っていく・・・・。

という物語です。
「ラノベの枠を超えた!」という煽り文句で一般文庫から出版されているこのシリーズですが、実際どうだったんでしょうか。キャラクターの立ち方はラノベっぽいかなぁと思いますが、最近は一般文芸でも立ちまくりの探偵さんなどが普通にいたりするので、その辺はあんまり基準になりませんね。
やっぱりイラストの有無かなぁ。そう思えばこうして形を変えて出版されるのは、読者の幅を広げることに繋がる良いことのような気がします。
直木賞作家がラノベ作家だったりする時代ですもんね・・・

「EDGE」シリーズは2作目なのですが、私はこれをミステリとかサスペンスとしては読んでいません。
やっぱりね、気になるのは錬摩と宗一郎の関係ですよ。
大人な錬摩と体は大人・心は子供の宗一郎の複雑な関係がね、じれったいというか何というか・・・。
例えば、ラノベと一般文芸の差は登場人物の内面描写如何だ、という意見にしたがってみるならば、これは十二分に「一般文芸」だと思います。

連続ではないといいながら、錬摩と宗一郎の過去などは1作目で説明されているので、やっぱり順番に読んでいったほうがいいと思います。宗一郎がずんずん成長しているようで、3作目も楽しみです。

EDGE2 3月の誘拐者 (講談社文庫)EDGE2 3月の誘拐者 (講談社文庫)
(2007/01/12)
とみなが 貴和

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ラノベラノベって言ってますが、かつてラノベという言葉のなかった時代にその手のものを読み漁ってきた世代の人間としては、ラノベ論というのはなかなか見過ごせないもので・・・・ただラノベってだけで内容のない小説だとは思われたくないな、というのが本音です。
もっとも最近のは全く読めていないので、最近のラノベのテイストとかは分からないんですけどね・・・

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