フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

メニュー目次メニュー目次メニュー目次メニュー目次
-----------------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008-05-25-Sun-23-03

ばいばい、アース

ばいばい、アース 全4巻/冲方 丁/角川文庫

冲方 丁の初期作品の再刊行。
元はなんとハードカバー2冊組、6000円相当だったそうで、勿論あまり一般受けはしなかったそうで・・・さもあらん。デビュー直後(といっても受賞から数年後)のラノベ作家にこんな扱いとは、どんだけ強気だったんですかね、角川さんたら。
もっとも一部評論家やコアなファンには熱烈に支持されたそうで、その後の冲方丁の八面六臂の活躍に繋がっていくわけですかね。

一般受けはせず、一部で大絶賛。
まあ確かにそんなかんじだろうな、と思わされる内容でした。
なにしろ世界観が特異です。
帯にハイ・ファンタジーとあるように、いわゆるRPG的な世界が舞台。

獣の特徴を備えた獣人が暮らす世界で、主人公のベルだけが何の特徴もないヒトだった。<のっぺらぼう>と揶揄される少女は、自身の「由縁」を求め、旅に出る。
背に背負う巨大な剣・<唸る剣>(ルンディング)とともに・・・・

というお話なのですが、うーん、こう書くとなんか普通ですね。
最終巻で大森望が解説していますが、枠組だけを見てみると意外とシンプルだと思うんですよ、ただそれが非常に芝居的というか暗喩的というか、もってまわって飾り立てた単語で構築されていて、わざと分かりにくくしているというか・・・ううん。
1巻は時間がかかりました。いったん入ってしまえば後は読み進められるのですが、この世界は受けつけないわって人も確実にいそうです。ファンタジー苦手、なれてない、という人にはしんどいかも。
『マルドゥック』シリーズよりも『シュピーゲル』シリーズよりも読みにくかったのは確か。
最後まで読んで、それで100%この物語を理解したか?といわれると「ごめんなさい」というのが正直なところなのですが、でも大意はつかめたと思うのです・・・・・多分。

これは一人の少女の自立と成長と出会いと別れ、
そして多くの人々の成長と目覚めの物語です。

ばいばい、アース 1 理由の少女 (角川文庫 う 20-1)ばいばい、アース 1 理由の少女 (角川文庫 う 20-1)
(2007/09/25)
冲方 丁

商品詳細を見る

COMMENT

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK

http://funafunababy.blog89.fc2.com/tb.php/292-e1189929



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。