フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2008-03-07-Fri-21-16

城の中

城の中/入江相政/中公文庫

昭和天皇に長く仕えた侍従長による随筆集。

学習院を卒業して学習院の教壇に立ち、そして推薦を受けて侍従の職へ・・・という、なんともやんごとない世界を感じさせる「入江さん」なんですが、この筆者がなんともキュート。
炎天下の視察中に気を失って軍人さんに「あいつはダメだ」てなことを言われたり、
地方巡行の最中、沿道に多くの人々が集まっているというのに猛烈な尿意に襲われたり。
自分自身を“宮内庁にあるまじきガラッパチ”なんて言っちゃってますが、いえいえどうして「愛されキャラ」ですよー入江さん!と声高に叫ばせてほしいくらいに素敵なお人柄。
こういう人が上司だったら、同僚だったら、なんとも楽しかろうなあ!と思います。
祖父よりも年上である、と思えばもっと古めかしくてもいいくらいなのに、何故かちっとも古くささを感じない軽妙な語り口。昭和云々、天皇陛下云々、ということは抜きにしても楽しい随筆集です。

でも入江さんが語る「昭和天皇」というのも、なかなか我々からはうかがい知ることが出来ないだけに興味津々。「陛下と私」「行幸今昔」は面白かったです。戦後の昭和天皇がどういう風に立場の変化を感じていたのか、どういう風な存在になろうとしていたのか。政治的な話ではなくて、個人としての昭和天皇の側面を垣間見ることが出来たように思います。

昭和天皇絡みの話以外にも時代感たっぷりのエピソードがてんこ盛りですし、近代史好きの方は面白いのではないでしょうか。下に画像が出てこなくて残念ですが、読んだのは2004年の改版文庫でした。


城の中 (1978年) (中公文庫)城の中 (1978年) (中公文庫)
(1978/01)
入江 相政

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COMMENT

2008-03-11-Tue-23-43

ある意味執事萌え?

わーい、期待してお待ちしております。
入江さんいいっすね。久々にハートを打ち抜いてくれたオジサマ(故人)でしたよ。
宮内庁のイメージ変わるよなぁ・・・
2008-03-11-Tue-20-00

侍従萌え!

「侍従とパイプ」も読むべしですよ。
同僚たちも素敵なのですよ。
実家から回収してきたらまわしますんで!

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