フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2006-12-31-Sun-11-32

海駆けるライヴァー・バード

海駆けるライヴァー・バード/澤見彰/講談社ノベルズ

19世紀のイギリスはリバプールを舞台にした冒険活劇。
少年ヴィクターは、美しい母と優しい父、賢い愛犬に囲まれて、貧しくも楽しく暮らしていた。しかし、結婚12年目にして初めて父が泥棒だという事実を知った母が家を飛び出してしまう。
あてもなく母を待ち続ける日々だったが、それでも日々の暮らしの為、父は港へと「仕事」に出かけてしまう。
一週間後、帰ってきた母。
しかし今度は仕事に行ったきりの父が帰ってこない。
父はどこへ行ったのか?
少年と母を追いかける謎の男たちの正体は?
母の実家の造船会社で発見された死体とは?

リヴァプールを舞台にした、軽やかな冒険ロマンです。
雰囲気はハウス名作劇場。

あらすじと、表紙の少年と愛犬の可愛らしい絵柄に惹かれて読んでみましたが、感想は・・・うーん、まぁまぁ・・・でしょうか。
設定は大好物の世紀末ヨーロッパだし、大型客船が出てくるのもわりと好み。勇気ある少年が主役というのもいいかんじだし・・・と、期待したほどではなかったというのが正直なところです。

少年と愛犬がメインで活躍するのか、と思いきや、それほどでもなく(いや、一番活躍したのはダルメシアン犬ピリー卿でしたけど)、誰がメインなんだか・・・ちょっと視点がぼやけたような印象です。
悪役・ロンドンからの警部のキャラクターも、なんだか二転三転というか・・・深みのある人間像だった、というよりは、コロリと性格変えちゃって、と思ってしまいました。

文章は読みやすいし、キャラクターもなかなか愛すべきキャラだったし。決して悪くはなかったけれど、私的にはちょっと物足りなかったですね。明るく軽やかな雰囲気は好感がもてたのですが。
でもこういうさわやかな冒険活劇を描く作家さんって(しかも女性)なかなか貴重だと思うので、またこの手のお話に挑戦していただきたいものです。
ちなみにここだけの話、情けないのにやたらモテモテなお父さん(デビット)と、そんなお父さんにほだされる悪役(ジャック)に萌えたりして・・・・腐れた自分を再確認してしまいました。

読了日:2006年9月24日

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