フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2007-10-21-Sun-21-52

あのひととここだけのおしゃべり⑥

次の対談は志村貴子。BLジャンルからとんじゃいましたが、青年誌が主なフィールドの志村さんの作品はドが付くくらいの少女漫画ではないかと思っているので、この人選は大いにアリです。サブタイトルは「表現は選択できない」。

前回の羽海野さんはどちらかというと「前向きパワーを広めたいな」というキャラだったように思うのですが(ナチュラルにそうなわけではなく、そうありたいと思っているような)、今回は志村さんもよしながふみもダウナー系というかんじでした。超親近感です。

よしなが「(前略)思春期にみんなが思ういたたまれないような、そんな気持ちがすごくよく伝わってきた。私はそういう気持ちを感じさせてくれる作品が好きだったんですが、マンガって全部が全部そういうことが描いてあるわけじゃないですよね。(中略)その後、描き手が「オレは『ジャンプ』で一番を取ってやるぞ!」みたいな心理状態では“あれ”は描けないんだってこともわかった。「そんなことでくじけちゃダメだ!!」みたいなことをいえる前向きな人には“あれ”は描けないって」
(中略)
よしなが「ネガティブな感情のストックが多いのがサブカルな作家の特徴かな(笑)。「勝った!」とか「俺、やったよ!」みたいな感情のストックはないわけです」
(中略)
よしなが「人間のダメな部分が描いてあるマンガを読むと元気が出ます。本当にがんばっている人を描いたマンガは元気が出ない(笑)」
志村「そうそう、この人みたいにはできないって、どんどん負の感情が湧いてきますね」


基本的に「自分なんか・・・」と思っているわけです。でもそんな人だからこそ表現することが出来るものがあるんだ、と。
そういう作品を読んで心慰められる人もまた確かに存在するんだ、と。
弱いひとに優しい作品が、作家さんが、私はとても好きです。

『青い花』の3巻も、『放浪息子』の7巻も楽しみだー。

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