フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2007-10-18-Thu-23-06

あのひととここだけのおしゃべり③

だいぶ間が空いてしまいましたが、『あのひとと~』の続き。
お次はこだか和麻との対談「ボーイズラブじゃないと描けないこと」。

こだか和麻はBLの歴史初期から今もなお現役で活躍しているBL漫画家。デビュー作は少年漫画という異色の経歴の持ち主でもあり、絵柄もガチっとゴツいめなのが特徴です。

よしなが「私よりも年下の世代の子たちに話を聞くと、こだかさんは絶対通ってきた道なんだそうですよ。尾崎南さんや桑原水菜さんの名前もあがるんだけど、とある世代にとっては「絶愛・絆・炎の蜃気楼」がそのテのものの出会いとして三種の神器らしいの」

って発言、私の周りではかなり当てはまる気がします・・・。私は絶愛→蜃気楼→絆の純に読みました。自分では持ってなくても、誰かしら周りから回ってくるんですよね。そして読む前からその3シリーズの名前は知ってたわけで、知ってたということはそれだけネームバリューがあったということですよね、その当時の一部女子にとってはね・・・まだそんなに色々はなかった時代ですからねぇ。

よしなが「私ね、BLっていうのも、すごくいい言葉がジャンルの冠についたなと思って。(中略)BLって冠がついたことで、同人誌を知らない人にも手にとってもらえるものになった気がします。」

よしながふみが「BL」を肯定的にとらえています!ちょっと驚きました。私はどちらかというとこの単語がどうにも軽いニュアンスがして好きではないので・・・(便利だから使いますけど)どちらかというとJUNEっぽい作品のほうが好きですし。まぁ単に自分が若い頃にはなかった単語だから抵抗感があるのかもしれない。

よしなが「こだかさんって、いわゆる我の強い作家ではないよね。(中略)自己プロデュースに長けているところとか、求められているものを提供しようというその心意気とか、本当にすごい方です」

と、印象的だったのは、「作家として自分のエゴだけを貫くことが商業作家の本分ではない」といわれているところ。「お金を出してもらって描いているんだ」というところが、なんというか、今更目から鱗でした。ああそういう意識で描いているんだっていうのが。
どうにも作家という人種は「魂削って描いてんだろうなぁ」って思ってしまいがちなので・・・そうか、割とそういうものなのですね。人気商売だものなぁ・・・(勿論本能の赴くままに筆を走らせて、それで成功する人も失敗する人もいるのでしょうけれども)。商業作家が商業作品と平行して同人活動を続けているのって、「お仕事」と「趣味」のバランスをそれでとっているところがあるのかもしれませんね。

それにしても大ベテランであるこだか和麻の執筆意欲に全くかげりのないこと!驚くほどにパワフルです。まだまだいろいろ描いてくれそうですねえ・・・

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