フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2006-12-31-Sun-10-58

ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード/ダン・ブラウン著、越前敏弥訳/角川文庫

ダ・ヴィンチが名画に残した謎からキリスト教の根本にまつわる秘密を解き明かすミステリー。映画にもなった世界的ベストセラーですね。
(映画は未見なのですが、キャストは知っていたので、各登場人物に映画版の俳優さんを当てはめながら読んでいきました)

まず思ったことは、「思ってたより大味!」ということ。
もっとこう、キリスト教、美術史、フリーメーソン等の歴史に関する薀蓄が延々と語られる重厚なお話かと思っていたのに、だいぶん噛み砕いて語ってくれていました。
西洋史、ましてキリスト教についての知識はほぼ皆無なので、分かりやすかったといえば分かりやすかったのだけど・・・ちょっと肩透かし感はありましたね、正直。もっともっと衒学趣味に満ち溢れてるのかと思ってたもので。まぁそこが「世界的ベストセラー」になった重要なポイントなのだろうな、とは思います。

ダ・ヴィンチの名画に秘められた謎、
ルーブル館内での殺人などのキャッチ―な題材に、
テンプル騎士団やフリーメーソンなど、歴史の表舞台には出てこない部分でもって色づけしてみたところが「うまいなぁ」というかんじですね。
普段ミステリなんか読まないような人も、ダ・ヴィンチやキリスト教の謎、なんてフレーズで食いつきがいいだろうし、私のように捻くれた本読みも、秘密結社なんて言われると興味をそそられますもん。

「大味」だとは思いましたが、同時に一気読みできるスピード感も感じました。これって実は正味2~3日間の出来事なんですよね、半分くらいまでは一晩のうちの出来事なわけです。すごい一夜だ。

ミステリとして、死に瀕した館長があそこまで手の込んだことをするか?とか、
ファーシュ刑事とアリンガローサ司教の関係は?とか
(ファーシュ刑事はオプス・デイの信徒だったってわけ?)
キリストの子孫って、何世代目よ・・・実際無理だろ・・・とか

まぁいろいろ突っ込みどころはあるのでしょうけど、
ちゃんと最後はオチがついたわけで、エンタメ作品としてはなかなかよかったかな、と思いました。たしかに映画にしがいのある作品ですね。

キリスト教の知識がほとんどない私にとっては「へぇ~」の連発でしたし、何より「シオン修道会」というものが実在のもので、ジャン・コクトーまで入っていたとはびっくりでした。
あとはディズニーも女神信奉者とか・・・ディズニーを見る目が変わりそうです。(でもコレどこまで信じていいんだか心配ですけど・・・)

もっともキリスト教に造詣の深い方にとっては「何を今更!」というかんじなんだろうな、というのも感じました。今更そんなことをショッキングに言われても~というかんじでしょうか。キリストとマグダラのマリアの婚姻関係については昔からあった説らしいですしね。

しかしリー・ティービングのイアン・マッケランはハマリ役!
「サー」だしね、映画みていないのに、ティービング役のサー・イアンが目前に浮かびましたよ。
映画は・・・テレビ放送したら、見ようかな、と思います。

読了日:2006年7月22日

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