フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2007-09-08-Sat-23-06

地球へ・・・

地球へ・・・/竹宮恵子/スクウェア・エニックス

『地球へ・・・』新装版を透子さんからお借りしました。
見るからにゴツそうで、「これは心して読まねばなるまい」と寝かせること数日、やっとこさ読了しました。

昔からタイトルだけは知っていた巨匠・竹宮恵子の大河SFロマン。個人的には竹宮恵子といえば『風と木の詩』か『地球へ・・・』でした。(ちなみに風木も未読です。耳年間のオタクです)
春から始まったアニメのほうは結構みていて、「いい出来だな~」と思っていたのです。なので、アニメから先に見ちゃったものの感想としては、

なんてハイスピードな展開だ・・・!

の一言です。
とにかく展開が速い。物語としての密度が凄く濃いですね、これだけのキャラクターがありながら、余白というか無駄というか、遊びの部分がほとんどないのです。
ある意味勿体ないですよ、この話が今連載されているんだったら、倍くらいの尺をもたせて各キャラクターを肉付けさせてると思います。人気作品は長く続いたほうが(作者以外にとっては)嬉しいものだし。まあただでさえ長い話ですから、あらかじめ「全○話」という規定があった上での「速巻き」だったとも思われますけどね。
だけど原作『地球へ・・・』は非常に圧縮されている分、物語だけを忠実に描いています。キャラクターの深読み?そんなの自力でやれ!行間を読め!といわんばかり。キャラクターよりもストーリー性に重きが置かれているのは時代というものもあるのかもしれませんが(決してキャラが浅いというわけではないですよ、むしろ深いですよ)、普通に書いてたらもっともっと長くかかる話をこれだけで描ききったというのはすごいなあ・・・と、単純に感心します。まさに大河ロマン。

一方アニメの『地球へ・・・』は、原作のストーリー性に忠実でありながらも、原作よりもより丁寧に人物を書き込んでいます。
私は先にアニメを見ていたので、アニメのキャラクターを引きずって原作を読んでしまいましたが、それがなかったらどうだったでしょう?
アニメが先だったからこそ『地球へ・・・』の世界に入り込むのが容易だったのも事実ですが、先入観なしで古典漫画『地球へ・・・』を読んでみたかったな、とも思います。
でも原作が先だったら「壮大な話だなぁ・・・」と思いつつも感情移入は出来なかったかも。なんてったってハイスピードですから。
原作とアニメを両方見た今だから言えることですが、アニメスタッフは本当に原作を読み込んで膨らませたのだなあと思います。キャラクターに無理がないし、いくつかの変更点も気にならないかんじ。あとスタッフ絶対ソルジャーブルー好きですよね。

地球へ… 1 (Gファンタジーコミックススーパー) 地球へ… 1 (Gファンタジーコミックススーパー)
竹宮 惠子 (2007/04/06)
スクウェア・エニックス

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ちなみに私が「地球」と書いて「テラ」という読み方を知ったのは、小学生時代に読んだ『あさりちゃん』から。今思えば明らかに『地球へ・・・』のパロディ的なシーンもあったような?
『あさりちゃん』は時事ネタや他作品パロもあったりして、単なる子供向けとしてはちょっとマニアックだったような気がします。

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