フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2007-08-24-Fri-21-54

コンプレックス

コンプレックス 全3巻/まんだ林檎/朝日ソノラマ

ユリイカ腐女子特集でとりあげられていた『コンプレックス』を読んでみました。
まんだ林檎は私にとっては長い間「アニパロの人」だったのですが(勇者シリーズとか覚えてる・・・)、今じゃBL界の大ベテランと呼んでもいいのかもしれません。そのわりにショタ系・シリアスハード系といまいちメジャーになれない路線を走っているせいか、どことなくマイナー感がある(言い換えれば通好み?)のも親しみを感じます。

『コンプレックス』はそのまんだ林檎の最長代表作。
変態小学校教師が登場するハイテンションショタ物語だった第1話をスタートとして、達也と淳という二人の人生の物語が綴られます。
無邪気だった小学生時代、
ちょっと大人びた中学生時代、
お互いに意識しはじめた高校生時代、
そして大学時代、社会人・・・そして最後には二人の老年期までが物語られます。その長いこと!BLというジャンルでなくても、登場人物の子供時代から老年期までを描いた漫画というのはかなり珍しいと思います。長い人生で二人の間に起こった出来事、二人それぞれの胸のうちとその変化・・・ひと一人の人生をじっくりと見せてもらった気がします。

はじめはコメディとしてはじまった『コンプレックス』シリーズは、回を重ねるごとにシリアスな人間ドラマとして変化していきます。男性カップルが社会で生きていくということを正面からとらえた作品として、読み応えアリアリです。
最後は思わず泣きました・・・・BL漫画で泣いたのって初めてかもしれません。文庫帯の栗本薫の煽り文句は伊達じゃなかったですよ。

コンプレックス(1) コンプレックス(1)
まんだ 林檎 (2006/09/15)
朝日ソノラマ

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もう一冊、短編集『LOVE SONG』も同じく読み応えのあるヒューマンBL漫画。これもすごく好きです。まんださんは、ひと時の恋とかそういう域を超えた・・・なんというか、人生においての?社会の中での?BLというものを書く人です。
そして何より絵が上手い。
10年以上前、アニパロを読んでいた時から「絵が上手いなあ」と思っていましたが、今でも尚その印象は変わりません。
やっぱり上手いです、まんださん!

LOVE SONG LOVE SONG
まんだ 林檎 (2007/01/06)
竹書房

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