フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2007-08-03-Fri-12-49

三島由紀夫おぼえがき

三島由紀夫おぼえがき/澁澤龍彦/中公文庫

三島由紀夫についての興味では決してなく、ただ「澁澤龍彦のこの本初めてみた!」ということで古本で購入してみました。ブックオフには結構澁澤先生の文庫は出回っているけど、これはなかなか珍しい・・・と思います、少なくとも私の周りでは。

澁澤龍彦の『快楽主義の哲学』の帯も「三島由紀夫、絶賛!」でしたが、三島由紀夫が澁澤龍彦を評価していた、気に入っていた(いっそホモセクシュアルな域かと誤解されかねるほど)・・・というのは小耳に挟んだことがあったのですが、澁澤龍彦本人にしてみても三島由紀夫という作家は、同世代であり、作家稼業の先達であり、いろいろ意識するところもあったようです。実際にお宅に招いたり招かれたりということもある交流をしていたようで、澁澤龍彦という人の目を通してみた「三島由紀夫」覚書、というのは大変興味深いものでした。

作家・三島由紀夫・・・というよりは、実在した人・三島由紀夫について、というか。三島「論」ではないんですよね。三島の文学や行動を解析しようとする本ではなくて、あくまで実際に澁澤龍彦が会って会話をしたリアルな三島由紀夫を対象に語っている本なのです。だから「おぼえがき」。

途中途中でいつもの澁澤節においていかれそうになりながらも、実際に三島と対面した時のエピソードに「ほほぉ」「ふむふむ」「それってどうなの!」と思いながら読了しました。アポロンの彫像のたつ庭で、タキシードを着てガーデンパーティー・・・か・・・(遠い目)。
澁澤龍彦と三島由紀夫の対談も収録されていますが、話し言葉のまま掲載されており、なんだかとっても気さくなかんじです。もはや伝説のお二方が身近に感じられました。

そして実はもうまったく三島由紀夫は私の守備範囲外だったのですが、ほんの少し興味が出てきました。いえ人となりには元々興味があったのですが、高校の時読んだ『禁色』がタメージ大だったもので・・・(でもこの本の中でも禁色はけなされてます)。

ちなみに澁澤龍彦も三島由紀夫も泉鏡花と稲垣足穂が大好きみたいです。
そうなんだー、そうだよねー、ってかんじでしょうか。納得です。

COMMENT

2008-04-16-Wed-23-42

コメントありがとうございます。
埼玉はちょっと遠くて行けないのですが、HPを見てみました。なるほどなかなかの雰囲気ですね。版画ってところが珍しくて面白そうです。
2008-04-16-Wed-01-19

いま埼玉近美で開催中の「いとも美しき西洋版画の世界」展というのもなかなか足穂的,鏡花風な雰囲気を味わえるかも。。。
2007-08-06-Mon-20-30

血と薔薇

そう、読まされました、禁色・・・。
せめて仮面の告白にしてくれよ・・・。

三島ユッキーのグラビアは見たことがあります。結構ダメージ受けますね。あれはなんなのだろうね、自己演出の極地かしら?
2007-08-06-Mon-00-36

禁色…

昔、禁色を無理やり渡した記憶が…そして私はまだ読んでな…(平伏)
こないだ電車でカバー無しで読んでらっしゃる剛の者がいました。

ガーデンパーティ…。
三島由紀夫の男祭りななんちゃってふんどし切腹写真がついた本が今度君のもとへ参りますので、大ダメージなどお受けください。

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