フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2007-06-30-Sat-21-29

海月書林の古本案内

海月書林の古本案内/市川慎子/ピエ・ブックス

ネット古書店「海月書林」の店長が綴る古本紹介本。
海月書林が取り扱う古本は

・デザインがすてきな本
・昭和を感じる本
・生活がちょっぴり楽しくなる本

という基準をクリアした魅力的な本ばかり。
勿論本書で取り上げられている本もそんな「見て楽しい」「読んで楽しい」本ばかりです。

私が「海月書林」さんを知ったのは、立ち読みした雑誌(確かクーネルだか天然生活だか、その辺の)で紹介されていた記事を読んだからです。その時雑誌に登場していた若い女性は地方でゆたりと暮らしつつ、自分の好きな古本を取り扱って生活している・・・という、なんとも羨ましい人生を生きてらっしゃって、「いいなあ、まさに夢のような生活であることよなあ」と憧れたものでした。
こうして名前だけは記憶に残っていたのですが、実はそれほど「古本大好き」というわけでもない私は海月書林を利用することもないままでした。
今回たまたま図書館でこの本に出会い、つらつらと眺めていたのですが、うん確かに一昔前の本・雑誌には、現代のものにはない愛らしさや素敵なレトロ感がありますね。

『暮らしの手帳』の表紙は今見ても新鮮だし(レモンのが好き)、
漫画好きの身としては新書館が大人の女性向け文芸書シリーズを刊行していたというのも驚きです。
個人的には『サントリー天国8月号』の澁澤龍彦が塩ラッキョについて得々と語っているらしいのが非常に気になります・・・読みたい!

これを読んで感じたのは、古本が刊行された当時の製作側の志の高さ。
自分たちの理想とする本を作るのだ、という信念が満ち溢れています。
特に海月書林さんが集める本にはそういう傾向が強いのでしょうが、表紙から中身まで徹底して乙女のためにあろうとしていたり、主婦向けの内容でありながら紙面はとてもデザイン的でモダンであるとか。
雑誌って(収集つかなくなるので)あまり買わないのですが、媒体ごとの色がありますよね。それがとても面白いと思います。

それにしても『洋酒天国』が「夜の岩波文庫」と呼ばれていたって、面白い!
さすがは山口瞳、ミスタ・アンクルトリス!
こんな広報誌なら私も読んでみたいものです。

海月書林の古本案内 海月書林の古本案内
市川 慎子 (2004/10)
ピエブックス

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