フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2013-04-21-Sun-22-05

MAMA 1巻

MAMA 1巻/売野機子/バンチコミックス

書店で偶然目にして思わず買っちゃった本。
買った理由はずばり煽り文句の『寄宿舎』です、『寄宿舎』、『ギムナジウム』!
おまけにそこに集う少年たちは皆「天使の歌声をもつ選ばれし少年」とか、設定だけでおなか一杯になりそう。
売野さんの作品はすでに短編でその上手さを知っていたので迷わず買ったのですが、今のところ、これは面白くなりそうです。

物語としては上にも述べた通り。
ヨーロッパ風の土地、田舎の森の奥にとある学校、寄宿舎がある。
そこに集う少年たちは各地方から集められた美声の少年達。
そしてその学校には伝説があった、「とりわけ選ばれた少年は、本当の『天使』になるらしい」と。
謎めいた学校、謎めいた少年達、そして『天使』の謎とは?

・・・などなど、とりあえず謎だらけの第1巻でした。
1巻では主人公の少年の生い立ちが明らかになったところ。
他の生徒たちも皆それぞれ訳アリなかんじで、続きも楽しみです。
全体の雰囲気としてはずばり「トーマの心臓」かな。
設定はちょっとファンタジーっぽいけど、ミステリーなのかなあというかんじです。
そこらへんの雰囲気が好きな人なら、読んでみて損はないのでは。
とりあえず私は続きも買います。
これからどう転ぶのか、これからが楽しみな作品でした。

MAMA 1 (バンチコミックス)MAMA 1 (バンチコミックス)
(2013/03/09)
売野 機子

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2013-04-13-Sat-17-45

カーリー

カーリー 黄金の尖塔の国とあひると小公女/講談社文庫/高殿円

およそ10年前にファミ通文庫から刊行された同作を再刊行したもの。
その元々のバージョンの評判がどうだったのかは、今の私には分かりません。
でもまあ2巻しか刊行されなかったというところで・・・そしてそれがとても中途半端に終わっているというところで、押して知るべしじゃないかと。
と、そんなかんじの作品が今何故再刊行されたのかというのは、これが『一般文芸』扱いで再刊行された点が物語っていると思います。

つまりはこれ、『男性向けラノベ』じゃなかったんだよ!

ってこと。

あらすじは、こう。

第二次世界大戦勃発前のインドにやって来たイギリス人少女。
少女は実の父と義理の母の意向で、この土地の寄宿舎学校に入学することになったのだ。
何もかも目新しく珍しいはずのインド、しかし寄宿学校の中はまるで一昔前の時代遅れのロンドンだった。
古臭く頑固な教師たちや身分制度を気にしてばかりの同級生達に息の詰まる中、主人公にとっての唯一の輝かしい存在はルームメイトの一人の少女だった。
誰よりも美しく賢く勇気有る少女の名は「カーリー」。
しかし彼女には、誰にも言えない秘密があるようで?
迫り来る戦争の影、波乱の時代を背景に描かれる少女たちの物語。

ということで読んでみた雰囲気は、寄宿舎なとこが『小公女セーラ』っぽくて、主人公が風変わりなところは『赤毛のアン』か、秘密たっぷりなイメージと狭く重苦しい建物の雰囲気は『秘密の花園』、そして現れるイギリスのスパイ!たちはとっても『007』だなーと、そんなよくばりてんこもりなこの一作を一言で言い表すならば、ずばり『ハウス世界の名作劇場』。
後書きで作者自身がそういっているように、古きよき少女小説の雰囲気たっぷりな一冊なのです。

なのでね、これも10年前にコバルト文庫とかから出してれば人気シリーズになったんじゃないのーなんて思いつつ(でもそのころのコバルトはBLに迷走していたか・・・)、いやいやこれが講談社文庫から出たってことは、「大人が読んでこその少女小説」と見なされたんだろうなーと一人で頷いてしまいました。
だって多分、今の10代の子はこういうのは読みたがらないだろうからね。
ラノベ全盛の今、本を読む子は「ラノベ読むぜ、むしろラノベしか読まないぜ」っていう子とあるいは「ラノベなんて子供っぽいわ」なんて子に二極化してる勝手なイメージ。
確かにこれは、子供時代に毎週わくわくしてTV前で『セーラ』を応援していた世代の人たちが読んで胸ときめかせる一冊かなと思います。

個人的にはこのあらすじ(寄宿舎というフレーズだけで、私はもう)と表紙の愛らしさでハートを打ち抜かれました。
帯の煽り文句が結構気合入ってるんですが、確かに好きな人にはたまらないだろうなーという道具立てだらけ。
NHKでアニメ化しちゃってもいいのよ、という雰囲気満載なのであります。

カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)
(2012/10/16)
高殿 円

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しかし今2巻までなのですが、非常に「ええーここでー!?」というところで止まっています。
早く3巻、3巻を・・・!
しかしやっぱりドレスを仕立ててパーティに行ったり王子様に胸ときめかせたり、寄宿舎の一室で先生に内緒のお茶会なんてのは女子の永遠の憧れなんですねえ。
2013-04-07-Sun-22-43

よつばと! 12巻

累計1000万部突破だって。
すごいね。

よつばと! 12巻/あずまきよひこ/電撃コミックス

よつばと! 12 (電撃コミックス)よつばと! 12 (電撃コミックス)
(2013/03/09)
あずま きよひこ

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「とーちゃん」と二人暮らしの少女「よつば」を通して、ご近所さんと身の回りの日常生活を綴ったほのぼの漫画。
上にも言った通り1000万部突破だそうで、もはや国民的漫画といってもいいのでは。

12巻では、すっかり秋です。
1巻でよつばが町にやってきたのが、多分初夏くらい?だったから、やっと半年が経ったのかな。
作中ではゆっくりゆっくり時間が流れるのですが、個人的には、春夏秋冬の1年が経過したあたりでこの物語としてはおしまいかなぁと予想しています。
といってもこのペースなら、それでもまだまだ数年はかかりそうですが。

ちなみに個人的には、しまうーが好きです。
とらこも好き。
脇役が好きなんですかね…
あとは、とーちゃん&ジャンボ&やんだの、大人気ない男子チームの雰囲気も好きです。
いい年して馬鹿やれる友達とつるめるのってとても幸せだなーと思うんです。

2013-04-04-Thu-21-29

未知との遭遇

未知との遭遇/腰乃/ビーボーイコミックスデラックス

腰乃さんの新刊、リーマンものです。
パンツ愛好者(男性用)の後輩と、いじめっこ体質の先輩とのドタバタラブコメ。
デザイン素材色柄に並々ならぬこだわりを持つパンツフェチな後輩のことが、先輩は何故だか気になってたまらずに、ついついちょっかいを出しては嫌がられ…と、そんなかんじのあっかるい一冊。
どんなもんかなーと思って買ってみたのですが、期待を裏切らないスピード感とテンションの高さ、何も考えずに読めるライトなライトなお話でした。

腰乃さんの魅力は、その『軽さ』だと思います。
大人の男2人が出てくるのに、受ける印象はまるでやんちゃな子犬の取っ組み合い。
一応、濡れ場描写もウリのようですが(←何かでそう読んだ)個人的にはそこはどうでもいいかなあ…いや、もちろんそれがサービスシーンだってのは分かってるんですが。
確かに始めて読んだコンビニの本では、濡れ場に至るまでのコメディの流れを裏切るねちこい描写におどろいた記憶があります。
でもやっぱりこの人の魅力は、頭からっぽにしてふふふと笑えるというその点ですね。
人によってはそれが物足りないのかも?
軽すぎる、という人の意見も分かります。
また人によっては絵が苦手なのかも。
率直に「下手だ」という意見も見聞きしたことがありますが、個人的には、この人の作風に似合いの画風が確立しているし、それだけの画力はあるのだと思います。
読むのが辛いというほどの絵でもなし、ある意味スピード感、ライブ感を感じる絵柄じゃないかと。
あんまりカチッとしてる無個性な絵よりは全然好きですけどねー。
まあ「上手い!」とも思いませんが…上手い絵がマンガ向きとも限りませんので。

未知との遭遇 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)未知との遭遇 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)
(2013/03/09)
腰乃

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わいわいキャッキャとしたテイストのBLを求める人はお好きだと思います。
なんだかんだラブラブなのも、けっこう好きです。



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