フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2009-08-25-Tue-20-59

夏インテ終了

今年の夏インテも無事終了。
ともかく暑かった!影のない炎天下に1時間とか軽く死にそう・・・
萌えのために体張ってるよって、本当、今回ばかりはシャレにならなかったです。
見よ、このさわやかに晴れ渡る青空!暑い!

一緒した皆さんお疲れでしたー!

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2009-08-19-Wed-20-07

風が強く吹いている

一ヶ月も前に読んでしかも感動したのに記事にするのを忘れていた!

風が強く吹いている/三浦しをん/新潮社

文庫になったしマンガにもなってるし舞台にもなったらしいし、ついでに今度は映画にもなるらしいので知名度的には抜群!ですねー。
実際にはさんざん「いいよいいよ!」と聞いていたので、ちょっと構えて読み始めたところもあったのですが、読み終えてみると自分でも意外なくらいしみじみジーンときました。
スポーツもの自体ちょっと苦手で、自分からはなかなか手を出さないジャンルなのですが、これはスポコンものとか敬遠してる人にも読んでほしいなあ。

物語はいたって単純。
廃部寸前・・・どころか、駅伝部の「え」の字すら影も形もない某大学。
すべての始まりは、そこに一人の「天才ランナー」が入学することから始まった。
金もない、住むところもないのだという彼に親切めかして下宿を提供した一人の上級生。彼にはゼロからのスタートで「箱根を目指す」という、大きな野望があったのだ。
彼の情熱に問答無用に巻き込まれるまま、下宿に住まう素人大学生たちの奮闘が始まった・・・!

・・・という。
ね、ありがちっちゃーありがちです。少年漫画の王道ってかんじ。
でもね、その王道が心地いいんだわ。
やたらめったら精神論に走るわけでもなく、経験によるたしかな練習方法と、挫折を知るからこその重み。
決してスポーツだけ、その競技だけ、一位になることだけがすべてじゃないんだぞ・・・って、よく言いますけど、でも結局皆一番を目指すじゃない?勝ったほうが嬉しいじゃない?他人と競い合うのが嫌だから、だから私って体育会系の人苦手なのよね・・・なんて、天邪鬼な私なぞは常々思っていたのですけれども、でも本当にひとつの壁を乗り越えた人(アスリートに限らず)っていうのは、他人とどうこうっていうよりも、記録そのものというか自分自身というか・・・うーんどうしても陳腐な言い方しか出てこないけど、そういうものを戦っているんだろうなぁと思いますね。
この年になって、やっとそういう風に思えるようになってきましたよ。

やっぱり「スポーツ最高!スポーツやんない奴は人間以下!」みたいな人とか(現実にいるんですよそういう人・・・)、お山の大将でことあるごとに運痴の人間をこきおろす人とか(ええ不器用ですし体力もありませんよ運痴の愚痴ですよ!)のことは好きになれそうもないんですけど、ちゃあんと他人の痛みとかいろんな事情とかを汲み取れるような想像力もあって許容量も有る人、もしくは自分の力量をよく把握できてる人・・・っていうのは、やっぱり一目置いちゃいますね。

ま、この作品に関しては頭を空っぽにして、前情報もなーんにもなしな真っ白な状態で読んでいただきたいです。幅広い年齢層の方が読んで楽しめる一冊です。それは間違いない。
単純にキャラクター小説としても楽しいし、青少年たちが大人に目覚める過渡期としての青春小説でも。個人的にはやっぱり王子が好きだったり・・・あのヘタレ具合が!

しをんも、『まほろ町~』じゃなくてこれで直木賞をとったらちょっと評価違ったかもしれませんね。いや『まほろ』も決して悪くはなかったんですが・・・
シリアスなものとエンタメよりのものと、交互に出しているような気がするしをん。
どっちも書けるっていうのは強みですよねえ。

風が強く吹いている風が強く吹いている
(2006/09/21)
三浦 しをん

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映画はいったいどうなるんでしょうねー。
ただのスポコンムービーにされちゃったら嫌だなあ・・・どうでもいいけど、林君はスポーツ映画に愛されすぎ(バッテリー、DIVE!)だと思うんだ。
2009-08-15-Sat-18-20

少女マンガにおけるホモセクシュアリティ

少女マンガにおけるホモセクシュアリティ/山田田鶴子/ワイズ出版

一ヶ月くらい前に読んだ本なんですけど、軽い感想を。
えーとタイトル通りの中身なんですけどね、はい、タイトル見た瞬間図書館から借りていたことは否定しません。

どうもコレは、作者が大学?大学院?の論文としてまとめたものを出版することになったものらしく、そういう点で、作者本人が純粋にこの道・・・というか、つまり昔で言うJUNE、今で言うBL、それともそういうものを好む女性心理のいずれかに興味を持っているのか?というのはよく分かりませんでした。
たぶん一番後者なんじゃないかなあ。「とにかく好きなのっ!」って気持ちが伝わってこなかったから(ま、卒論だと思えばそれもしかりなんですけどね)。

全体の印象としては、まあざっくりした概要ですね。
特に70年代に登場した美少年ものを源流として語られています。ただし、現在のBLの隆盛については手付かずです。
その辺がちょっと不満でした・・・。
まあ無難といえば無難ですが、70年代に性的に鬱屈していた少女たちがいわゆる美少年に自分を仮託して「禁断の愛」を楽しんだ、という点でまとめようとしているのでしょうが、仲間うちだけでひっそりと楽しむものであった70~80年代のいわゆるJUNE的なものと、90年代後半以降のあっかるいBL作品とでは、なんというかその根源にあるものが別な気がするんですよね。
でもまったく別なわけではなくて、私自身も確かにその両方のジャンルの喜びを受ける身なものですから、やっぱり共通するところはあるわけで・・・
その辺のところをさっくり無視して纏め上げている点がちょっと引っかかりました。

まあ、BL(JUNE、やおいを含む意味での)の簡単な歴史という点では初心者向けにいいんじゃないでしょうか。ソコソコ知ってる自分としては、特に目新しい意見はなかったのですけどね。
まあ学生論文にそこまで求めるものではないかなー、と思います。
しかしこの人、自分が特別JUNEものが好きではないんだったら、なんでわざわざこんな題材を選んだのだろう。(いや、最後まで読んでもやっぱりこの人別にJUNE好きじゃないと思ったんです)
ま、ガチな人じゃないほうがかえって客観視できるものなんでしょうけどね・・・。

少女マンガにおけるホモセクシュアリティ少女マンガにおけるホモセクシュアリティ
(2007/07)
山田 田鶴子

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個人的には、やっぱりJUNEの源流は森茉莉、さらには吉屋信子あたりの女学校浪漫のあたりまで遡るべきだと思います。精神の結びつきをこそ至上とするあたりに同じ臭いを感じるので・・・。

2009-08-13-Thu-23-23

倒立する塔の殺人

倒立する塔の殺人/皆川博子/理論社

図書館で、一般文芸書とは別コーナーに設けてある「ヤングコーナー」で発見し、喜びいさんで借りてみた一冊。
ずっと気になってたんですよー、だって皆川博子の学園モノ(?)ですよ!最強!
しかしタイトルからはまったくどんな中身なのか分からない(表紙イラストもまたそれを助長している)本ですね・・・それもまたヨシ、ですが。


戦争が終わった。
疎開していったもの、空襲で死んだもの、生きているのやら死んだのやら分からぬものも多い中、母と妹を亡くした女学生・阿部欣子は、焼けた母校近くのミッションスクールに登校した。校舎を焼失した都立女学校は、近くのミッションスクールに間借りをする形で授業を再開したのだ。
戦時下の時は熱烈な軍国主義者だった教師が、得意顔で共産党員だと名乗る。
あれほど高圧的だった大人たちが、手の平を返したように「民主主義」第一という。
それを素直には受け入れがたい欣子に、同級生の三輪小枝がそっと本を差し出してきた。「読んでほしいものがある」という小枝の言葉を受け、欣子はそれを読み始める。
それはただの本ではなく、綺麗に装丁されたノートに書き込まれた手記だった。それも、複数の人間の。
蔓薔薇模様の囲みの中には、謎めいたタイトルがあった。
『倒立する塔の殺人』。
少女たちの間で流行した、物語の回し書き。
交錯する手記と、それぞれの手になる物語。
不気味な存在・久仁子、魅力的な上級生・律子とその友人・杏子、その二人に憧れる少女・小枝・・・そしてそれを読む欣子。
戦時下という特殊な状況でも少女たちの思いは、やはり少女たちのものである。
思いのたけを綴ったノートには、本当の声が記される。
だからこそ、そこには真実が記されているはずなのだ。
一人の少女が死んだ、その謎だらけの理由でさえも・・・。


というわけで、皆川博子による女学園ミステリです!
もうこの設定だけで食いつきますね。しかも舞台は戦時中(戦時後直後)という・・・ああ、好みすぎです。
戦争中という浪漫とは間逆の世界でもなお、少女たちには少女たちのコミュニティがあり、精神世界があったようです。いや、「だからこそ」かな?そうでなければ、生きていけなかったのかも。
少女たちによる別世界のような女学園風景と並んで描かれる戦時下のエピソードは冷静なだけにひどく恐ろしくて、死と日常が隣り合わせだったという事実をはっきりと突きつけられます。
皆川さんは1929年生まれらしいので、まさにリアルタイム世代なんですね。少なからず自分の経験が反映されていると思うんですけど、そう思うとなおさらリアルで、この時代の恐ろしさにほんとに怖くなりました。
戦時中の描写も怖いんですけど、ひたひたと忍び寄るような作中作もまた怖かった。
実はちょっと酒の入った状態で読み終えたのですが、そのせいでしょうか、必要以上にこの物語が恐ろしくなってしまって・・・狂気と紙一重で精神の均衡を保っているような危うさ、とでも言えばいいのでしょうか。それもまた皆川作品の魅力なんですが。

皆川博子による皆川博子らしい学園ものです。
死と狂気と浪漫と美学、そして謎。
そう、これはあくまでミステリなんですけど、でもやっぱり幻想小説でもあるし、少女小説でもあるんです。
だからといって「ヤングコーナー」に置くべき本かどうかははなはだ疑問ですけどね。普通に一般文芸の皆川さんのコーナーにも置くべきだと思うなあ。

いや、面白かったです。
皆川ファンなら是非。それでなくとも、「戦時中の女学校」「エス」「少女たちによる少女たちのコミュニティ」というのに興味のある方なら、面白く読めるんじゃないかなー。
でもこういう趣味に走りまくった作品でもやっぱりミステリとしての体裁を保っているあたり、やっぱり皆川さんて基本はミステリの人なんだなあ・・・(と、思ったんですけど、調べたらデビューは児童文学なんですね。意外すぎる)。
ミステリとしては突っ込みたくなる箇所もありますが、それをはるかに超える雰囲気が何も言わせなくなってます。皆川クオリティ!

倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)
(2007/11)
皆川 博子

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最後の最後、戦争の終わった東京でたくましく暮らしはじめる決意をする欣子が、空襲で亡くなった仲良しの同級生・季子について思う箇所でちょっとじんときました。どんと構えた現実主義者っぽい欣子の心に、ふとよぎるのは、可愛らしい同級生・小枝ではなく、やっぱりあだ名で呼び合うコンビだった季子のことなんだなーと・・・。
語られなかったけど、季子が亡くなったと聞いたとき、それはそれは欣子は悲しんだのだろうとか。
全然作中には関係のない存在なんですけどね。ひょっとしたら皆川さんは、実際に亡くした友人のことを思いながらこのキャラクターをふっと登場させたのかな?なんて思いました。
うん、もしからしたら嫌われ者の読書少女・設楽久仁子が作者の投影だったりして・・・?

退廃浪漫で放りっぱなしにするんじゃなくて、欣子というしっかり者のキャラクターを語り手にすることで、最後も明るくなったと思います。
このさじ加減が、上手いなあ、と思わされました。

『設楽久仁子と上月律子、そしてわたしには、共通したところがある。わたしたちは、切り花なのだ。空想・・・あるいは物語・・・という水を養いにしなくては枯れ果ててしまう。しかも、その水には、毒が溶けていなくてはならない。毒がわたしたちの養分なのだ。
阿部さん、あなたは違う。あなたは、日常の生活という大地にがっしりと根をのばし、健全な栄養を得ている』

これは小枝による手記の部分ですが、なんとなく共感してしまいました。
たぶん世の中には、物語を必要とする人と、必要としない人の二種類がいるんです。
どちらが立派というわけではないけど、たぶん、そうなんだろうな。

2009-08-12-Wed-22-07

おくりびと

おくりびと/2008/日本

ちょう今更ですが、実家に帰省した時に見てきました。
余計なことは何も言いません。
うんそりゃあいろんな人が絶賛するよなあという手堅い造り、美しい風景、全体に流れるしっとりした情感・・・。
テーマは地味なんでしょうけど、それが逆に「日本映画」っぽくて外国受けしたのかなあ。死者に対する日本人の意識とか、弔い方とか。そんなのも珍しかったりして?ってゆーか、あんなの私ですら珍しかった。今ではなんでも葬儀屋さんがやっちゃうから、あんな職業の人とかも減ってるんでしょうねー。(うちは商売柄、葬儀屋さんとのやり取りがあるんですが、うちの母ですら「納棺師」って職業の人に会ったことがないと言っていた)
個人的には納棺師の人に対する蔑視・・・っていうのが気になりました。あんなの、現代日本でもあるんでしょうか?いや、露骨にというか・・・葬儀屋さんとかごくごく普通に存在してるのを見ると、ちょっとだけ違和感があったんです。
聖と卑は紙一重っていいいますけどねえ・・・。
あと広末涼子の「けがらわしい!」もたいそうな違和感が・・・いや、そんな瑣末なこと別にいいんですけど・・・。

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本木雅弘広末涼子

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じわりと泣きました。
モックンはいい仕事をしますねえ。もっとしんみりしてるだけの映画かと思ったけど、結構軽やかな面もあったりして・・・適役だったと思います。山崎努もよかった!
モックン夫妻の田舎の家(元スナック?)と山崎努の部屋(室内に鉢植えの植物がいっぱいで、温室みたい)がいい雰囲気だなーと思いました。

現実の納棺師の仕事ってどんなんなんでしょう。
そちら方向に興味が向いてきました。
2009-08-11-Tue-20-44

ユージニア

ユージニア/恩田陸/角川書店

『ユージニア』、たしか評判になった作品だったな・・・という記憶をたよりに借りてみました。調べてみたら、直木賞候補になった作品だったみたいです。
では、ざっくりとしたあらすじから。

物語は、それぞれの語り部によって語られる。
さまざまな人の目を通してみた、数十年前の不可解な殺人事件。
人望厚く、町の中心となるような医師一家の祝いの席を襲った惨劇・・・持ち込まれた祝いの酒、ジュースにより、一家全員と偶然そこに居合わせた者17人が毒殺されてしまったという、無差別殺人。
はじめの語り手となる者は、小学生の時にこの事件現場に居合わせた主婦・満喜子。
遅れて行ったためにジュースを飲まなかった彼女は、あの日あの時の惨劇の目撃者だった。大学生になった彼女は、取り付かれたようにこの事件のことを調べ始める。さまざまな関係者に会い、話を聞く。それを一冊にまとめあげた本『忘れられた祝祭』は、ベストセラーとなった。
だが彼女は、本が出したかったのではない。
ただ、知りたかったのだ。
精神異常の青年による犯行として、犯人死亡のままに決着のついたあの事件は、決してそんな簡単なものではなかったのだと確信するために。
『選ばれた』少女、緋紗子が巻き込まれたあの事件は、そんなものではなかったのだという根拠のない確信の裏づけをとるために。
そして、数多くの関係者から語られる「事件」の真実とは。
当事者の数だけ、真実はある。
果たして、本当の「真実」とは存在するのか・・・。

・・・ああだめだ、あらすじになってない。
とりあえず、「藪の中」っぽい構造です。ほほうこういう趣向のミステリね、と思って読み始めました。・・・が、最後まで読んで、まず思ったのは、「アレ?」ということ。
おっと、ここから先はネタバレになるので以下に。

ユージニアユージニア
(2005/02/03)
恩田 陸

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2009-08-07-Fri-23-21

人魚は空に還る

人魚は空に還る/三木筀子/東京創元社ミステリ・フロンティア

表紙と設定に惹かれて手に取りました。
だって、

『心優しき雑誌記者と超絶美景の天才絵師、ふたりの青年が贈る帝都探偵物語』

ですよ。
これは好きな人は好きだろうし、逆に食傷気味だという人もいるかもしれない。
文明開化の香りも豊かな明治の頃を舞台にした、心温まる短編ミステリ集です。
・・・・うーん、そうとしか言いようがないな。
舞台が好みど真ん中すぎてあまり客観的に読めなかったと思うんですけど、まあ突っ込みどころのない話です。悪い言い方をすれば無難?かな?サラサラと読めたのだけど、逆にひっかかるところがなかったというかんじ。人情味あふれる日常ミステリ系、とも言えるかもしれないけど、なんだかピンとくるところがなかったです。
天才絵師は美形である必要があったのだろうか・・・?とかも気になって。いえもちろん登場人物は美形のほうがより楽しいのはもちろん!なんですけどねー。この話の雰囲気でいくんなら、ソコソコの二枚目くらいでよかったんじゃないの、と。微妙な設定が微妙にこのお話をラノベっぽくさせているというか、まあもっと直接的な言い方をするならBLっぽくさせている・・・というか。いえ、全然そんなテイストはないんですけどね。そういう読み方が出来る、というだけなんですけど。
それはもしかしたらそうした方が人気が出るから→そしてシリーズ化?っていう狙いがあってのことかもしれないけど・・・どんなんでしょう、それならホワイトハートとかそっち系のレーベルのがいいんじゃないのかなぁ、と。

小川未明の人魚話とかルパンに憧れる怪盗ロータスとか・・・後半の雰囲気が好きだっただけに、微妙にパンピー向けでない雰囲気を漂わせているのが残念。
でもバランスのいい、破綻のないお話だったと思います。うがった見方をしなければ良作といっていいのかもしれない。
最近どうもひねくれて、困ります。


人魚は空に還る (ミステリ・フロンティア)人魚は空に還る (ミステリ・フロンティア)
(2008/08)
三木 笙子

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明治ものが好きな女性にはお勧めです。
2009-08-03-Mon-19-14

夏の京都旅行

最近京都に行くことが続きました。

①宇治へプチ旅行

ってコレ、実は一ヶ月ほど前のことなんですけどね・・・。なんとなく記事にし損ねていたので、いまさらですがUP。
宇治といえばお茶と平等院!というベタなコースですが、人生で初めて行きました。

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天気がよくて、青空と平等院がいいコントラストでした。
鳳凰堂の中に入ったのですが、係員のお姉さんの解説が見事。プロやねってかんじの流れる解説。
1000年近く昔の木造建築が残っているってこと、日本は外国に比べると昔の建物の保存に気を使わない・・・ってのはよく言われる話ですが、そもそも木の文化と石の文化じゃ、残る率がぜんぜん違うし、「残す」ってことに重きを置くかどうかはそれこそその国ごとの価値観というか。日本は台風も来るし地震も多いし、「壊れたらしょうがないよね」ってある種あきらめにも似た(かっこよく言えば「諸行無常」?)感覚があるのは仕方ないんじゃないかなと、最近思うようになってきました。
いや、古い建物は大好きですし可能ならば残していく努力をしてほしいんですけどね!
個人的には鳳凰堂の中にある「飛天」がとてもとても素敵だったのですが、残念ながら写真は厳禁とのことで・・・。
仏像流行の昨今ですが、私はあまりそういう観点で仏像をみることはありません。見て癒される・・・とか、もうぜんぜん。
でも飛天は綺麗だったなあ。阿修羅とか弥勒像とか、ああいうかんじの華奢で優美なかんじのフォルムは、ただ単純に見ていて気持ちがいいものです。飛天のために、また違う季節に行ってもいいくらいでした。
あ、お茶もおいしかったです!でも私が食べたのはランチセットでした(笑)
うーん、風情がない。

②恵文社一乗寺店~納涼床の旅

つい先日はかねてから行きたかった本屋さん、「恵文社一乗寺店」に行ってきました。
京都では有名な本屋さんですよね。ガイドブックにもたくさん載ってる、オシャレ系セレクト本屋。雑貨も取り扱い多し。
アドレスはこちら⇒http://www.keibunsha-books.com/
期待を裏切らない素敵空間でした。店員さんも、来店者さえもセレクトされてる雰囲気に飲み込まれて、うっかり余計なものまで買っちゃいそうなところです。また行きたいなー。
ちなみに買ったのは小説版『トーマの心臓』。感想はまた後日。あ、お店のブックカバーもちょっとかわいかったです。それから1m×1mくらいの水玉の布。最近水玉がちょっと好きです。
ほんで以前雨に降られて敗北した鴨川の「床」に再チャレンジ!と思ったのですが、前菜・・・あたりまでいったところで急に大粒の雨が!
あわててグラス片手に中に避難しました。結局半分以上中での飲食だったけど、床の雰囲気は味わえたし店員さんたちのパニックぶりの楽しかったし(笑)、これはこれでよかったです(笑)
写真、ちょっと暗いなあ・・・。

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おいしゅうございました。

どちらも同行の透子さん&初音さんありがとー!
遅刻してすいませんでした!
またどっか行きましょうv


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