フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2009-03-31-Tue-21-48

NHK 白洲次郎

間があいてしまいました・・・もう4月か。信じられない。
えーと超今更なんですが、やっと見れたNHKスペシャルドラマ『白洲次郎』の感想を。

先日、三部作のうち2作だけが放送されたんですね。
3部は8月放送予定だとか。8月に再放送予定だそうなのですが(たしか原田芳雄の急病ですね)、それを見て改めて3作目を見たいなあと思います。うん本当、TVドラマってそんなに見ない私がそれくらい「見てよかった!」って思うドラマでしたよ。うーん、よかった。

主人公の「白洲次郎」さんについては、皆さんご存知の通り・・・とかいって、私も大学生くらいになるまで知らなかったんですけどね。しかも正子さんから入ったクチです。教科書に載ってる人ではないけれど、本屋さんでは文庫が平積みされていたりしていて、知らず知らずのうちに目にしている人もいるのでは。
戦後の日本で尽力した、「吉田茂の懐刀」なんていわれた快男子・・・だそうですが、これだけだとなんだか漠然としていますね。まあその辺気になる方は軽くググッていただければ、いくらでも情報は出てくるでしょう。私もそんなに詳しくないし。

まあそのうち誰かがドラマにしたり映画にしたりするんじゃないかなというこの人物を、ドラマ、それも三部作で、伊勢谷友介&中谷美紀主演、と、軽い邦画ばりのキャスティング。いや、キャストだけじゃなくって、映像の美しさとか、イギリスロケ(だよね?)とか・・・いい意味で「映画みたいな」ドラマでした。
見ていて感心したのは、陰影の美しさかな。影が印象的な映し方でした。
あと次郎の父親の死に方とかも、緑美しい畑にばったり倒れて、自然と老人の対比が焼きついて・・・いろんな部分が「こだわってるんだろうなあ」と思わせてくれる作品で。
普通こういう歴史ものをやると、重厚なキャストで重々しい内容で、いっちゃあ悪いけれどもやや昭和の香り的な(それはそれで嫌いじゃないけど)、重くしようと頑張ってる感のお茶の間ドラマ臭がするんですけど、この『白洲次郎』に関しては、主演が若いということもあるのでしょうが、全体を包む雰囲気そのものが「やってやるぜ!」って意気込みを感じる作品になっていたと思います。
・・・ああ、でもそこが「入りにくかった」って人もいるのかもしれない。

ネット情報ですが、この作品を作るにあたり、白洲夫妻の娘さんが言われたことがあるそうです。
それは「安易なホームドラマにはしないで下さい」ということ。
白洲一家がギスギスしていたというわけではなく、決してお涙頂戴に流れるようなキャラクターではなかったということでしょう、次郎さんも、正子さんも。
2作を見た後にそれを聞いたのですが、すごく納得しましたね。

視聴率路線ではない、こういう作品に3部だなんて枠をとれるということ。
知名度優先のキャスティングで商業主義に走らない作品を追求できるということ。
この前番組終了した『その時歴史が動いた』でも思ったのですが、金銭主義に走らない番組作りができるのって、やっぱりNHKならではってかんじがします。特別NHK信者ってわけではないけれど、たまにこういう番組を見ると、「やっぱり国営放送って必要なのかもな」って思っちゃうことでした。

8月が楽しみです。
録画しなきゃね。
気になる方は是非再放送を!
これはもっとたくさんの人に見て欲しい作品です。

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2009-03-19-Thu-23-38

相棒season7 最終回

相棒season7、最終回見ました!

ミッチーですよミッチー!
とはいえ相棒について、毎週欠かさず・・・というほど熱心なファンではないものの、TVシリーズになる前から見ていた程度の相棒好きである私としては、右京さん&ミッチーという組み合わせは夢の組み合わせでありながら、そのバランスが気になるところでもありました。

で、感想なんですが・・・
いけるんじゃないですか、水谷右京VS及川尊。

前々からの相棒ファンの方にとってはやはり「右京の相棒は薫ちゃんしかいない!」んでしょうが、相棒スタッフが亀山薫という右京さんと並び立つキーパーソンを引退させたのは、シリーズ6までいってしまった『相棒』という作品のマンネリ打破のだめだったのでしょう。
とするならば、新たな「相棒」として、薫ちゃんとはまったく違うキャラクターをもってくるというのは、それだけでも十分に意義のあることなのではないでしょうか?
ミッチー本人のキャラとミッチーの演じるキャラを混合して全否定してる旧来ファンもいるみたいですけど、亀山薫seasonと神部尊seasonは別物だと思えばいいんじゃないでしょうか?
どっちのほうが「あるべき」、というわけでなく、どちらもそれぞれの形の『相棒』というわけ・・・で、いいんじゃないかなぁ、と思います。

ミッチーだという贔屓目を抜きにしても、神部尊というキャラクターは「分かりやすいエリート組」で「クールビューティキャラ」でありながら、「たしなめられると簡単にすねる」「右京さんへの対抗心バリバリ」という、面白いキャラだと思います。
頭脳系っぽいクールキャラだと右京さんとかぶるじゃん!という意見もありそうですが、右京さんと神部のクールさはちょっと質が違う気がするんですよね。それこそ薫ちゃんみたいな「直情型の体育会系キャラ」なんだったら、薫ちゃんをおろした意味がないし。

神部は神部で右京さんのペースをつかみかねてるし、右京さんも神部の登場にとまどってる感があるのがよかった。そのちぐはぐ加減が可愛かったし、そういえば薫ちゃんと右京さんも最初はぎくしゃくだったなーなんて思うと、これから段々距離が縮まっていくのかな、とか思ったり・・・うわー可愛いv

「君は亀山君とは違うのです」

ってセリフのほかにも、薫ちゃんのことをにおわすセリフがいくつかあって、旧ファンへのサービスだなあ、なんて。
いつの日かミッチー神部・寺脇薫の夢の共演が実現するでしょうか・・・。

ではでは次はseason8。
かなり先そうですが、楽しみです。
ミッチーも車の運転頑張ったよ!
2009-03-16-Mon-23-05

RAINBOW-MAN

まさに春の嵐、という陽気だった先週末。
しかして私の頭は春まっさかりでした。
何故ならば、去年に引き続き及川ミッチーのライブワンマンショーに行ってきたからです!YES!!

思えば去年のちょうど今頃、ベイベーデビューをしたのでした。
今となっては何がきっかけだったのか分からない。昔から好きだったのかと言われればまあ勿論ああいう「綺麗な顔した変な人」は大好物なんですけれども、リアルで追いかけるほど好きだったかと言われると、うーん。そもそも1年ちょっと前はミッチーの歌もろくに知らなかったのに・・・そう思うとこうなったきっかけはニコ動ですかね。

だってミッチーの魅力はそのパフォーマンス!

歌だけじゃなくて、ダンスだったり衣装だったり合間合間のMCだったり・・・誰よりも何よりも己に求められているキャラを把握している人間の過剰なサービス精神。それがたまらない!
実際は普通にものすごい常識人なんだろうなぁって思わせてくれるところもまたヨシ。
ミッチーが天然で王子様を気取れるような神経の太い男だったら全然興味なかったもんね。
自意識の壁に囲まれてはじけた結果がああいう素敵なお人なのだと思うわけで、神様というのはよくぞああいう美意識と自意識の持ち主にあの美貌を与えたもうたと思うわけです!

まあミッチー本人の特性はどうあれ、日本音楽界屈指のエンターテイナーだってことは言えるんじゃないでしょうか。
ミッチー以外の誰のためにポンポンもって踊ろうと思うよ!
というわけで、今現在私の部屋には4つのポンポンがございます。(うち2つは失敗作)運動不足の解消に、たまにはポンポンをもって踊ってみようかなと思います。

あと帰り際にはお客さん全員にポン酢が振舞われました。
ポン酢の歌を歌うアーティストなんてほかに誰がいるだろうか。いつかポン酢のCMが来るといいねミッチー!

20090315231940.jpg

写真はミッチーからのホワイトデーのポン酢と自作のポンポン。
今なら私、わりと上手くポンポン作れるなあ。

そうそう勿論はるばる新幹線で来てくれたカノさんオツでした!
絶対一人なら参加してないもんね、薄々毎年恒例になってしまいそうな気がしなくもないけどどんとこいですよ!
終わりの見えないエンドレス(重複表現)8●1トークも楽しゅうございました。
君が猫好きでよかった。
また遊ぼーね!
2009-03-10-Tue-23-11

チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光/2008/日本

先日TVでやってましたね。
続編映画の宣伝とはいえ、劇場公開作品がTV放送させる期間が年々早くなってる気がします。1年もたってないんじゃないの?1年くらい?視聴者としてはありがたいけど、ますます映画館に行かない人が増えるんじゃないかなという気もしてしまうのですが、そのへんは大丈夫なんでしょうか・・・。
それにしても最近の邦画界は盛況ですねえ。

で、作品なんですが。
ご飯を食べながら見るのにちょうどよかったです。
正直、そんなかんじ・・・。
いや、原作を読んでいたので犯人とか桐生先生のこととかへの衝撃が少なかったせいもあるかもしれません。主人公の田口先生がなんで女性に改変されたんだろうと思っていたけど、見てみれば竹内結子でもそんなに違和感なかったですし、原作ではムカついた白鳥役も安部ちゃんだったことで、かなり(私的には)好感度があがりましたし。
うーん、でもこれ、原作知らない人が見たらどうなんだろう。

「え、結局バチスタミスは桐生先生のせいじゃないじゃん!」
「で、犯人の動機は?」
「そもそもなんで厚生労働省の人が口突っ込んでくんの?」
「安部寛ってなんなの?偉いの?」
「竹内結子はいったい何のための主人公だったんだ?」
「つか、主人公誰?」

・・・ということにならないかなぁ、と心配してしまいました。
全体的に非常に説明不足な印象。バチスタチームのみんなの心理もさっぱり共感できなかったなー。
キャストは悪くなかったと思います。旬の人たちだし、華やかかつ安定感のある演技。
でもなんだろう、・・・TVで十分だなぁという気がしたのでした。



あと謎だったのがソフトボールのシーン。
あんなの原作にありましたっけ?
なんかあそこだけすごく唐突だった・・・。
他の方の感想では、TVドラマ版のほうが出来がよかったようですね。
珍しい現象だと思いますが、でも続編制作するってことはそこそこ収益はあったのかな。

2009-03-08-Sun-00-00

個人的衝撃ニュース

衝撃ニュースが、ふたつ。

①『相棒』、水谷豊の新相棒にミッチー。

・・・・ミミミミミッチー!
誰が、誰が想像したでしょう、このキャスティング!いや実際にはどんな役になるのかは分かりませんが、少なくともミッチーってだけでクセモノ臭はぷんぷんする。ああどうしよう楽しみです。亀山薫ちゃんのイメージを払拭するのは大変だろうけど、ミッチーのキャラの強さなら十分いけるんじゃないかなぁとか思ったり。
頑張れミッチー!我らがミッチー!
ミッチーと水谷豊氏が二人で談笑してお茶とか飲んでたらそれだけで私ご飯3杯食べれる・・・!

②『青い花』アニメ化

4月から始まるリストランテ・パラディーゾの後番組に決定らしいです。
あの枠のアニメって見たことないんだけど、ノイタミナみたいな路線でしょうか?たんにオッサレーな雰囲気で誤魔化すだけの作品にはしてほしくないんだけど。やるならOVAでいくくらいの意気込みを見せてほしいな。あの空気感は志村貴子にしか出せない間合いだと思うので、アニメ化は一体どうなるのやら・・・たくさんの不安と、ちょっぴりの期待です・・・。

というわけで、個人的2009年衝撃ニュースは上記のふたつ。
今のところ今年ダントツの衝撃でした。

2009-03-06-Fri-22-12

余丁町停留所

余丁町停留所/入江相政/中公文庫

『城の中』で私のハートを打ち抜いたベテラン侍従長・入江さんの随筆集。ブックオフで見かけました!いやー嬉しかったです。こういうことがあるから馬鹿に出来ない、素通りできないんですよねー、古本屋は。

さて、『城の中』は侍従長として昭和天皇に仕えた日々が主として書き綴られていましたが、この『余丁町停留所』は、「余丁町」というのがかつての入江少年がすごした町名(よちょうまち、と読む)ということからも分かるように、徒然な思い出話となっています。

なんと余丁町の家は入江さんの父親が永井荷風から土地を譲り受けたもので、つまりお隣さんが荷風だったとか。ご近所さんが坪内逍遥だったとか。最寄の停留所の目の前が前島密邸だったとか・・・そんなことが、軽い筆致で書き記されます。
重すぎず軽すぎず、懐古趣味にどっぷり浸るわけでもない、あくまで飄々とした文章。
でもそんな中にも思い出の中の美しい日本、東京、京都の風景がしっかりと息づいていて、「近代日本」好きの方ならうっとり読めるのではないかな、と思います。

個人的に好きだったエピソードは、「遊びごころ」の、旧友とのちょっとしたお話。
ドイツ語で「ツァイトゲノッセ」。
同時代人、時の仲間、同じ空気を吸った友達とでも言うもの、らしいです。
同じく思い、同じく苦しみ、同じように楽しめる人のこと。
単に同級生、同世代人というだけではなく、あの時あの場所あの世界に一緒にいたからこそ通じ合う空気というものがあるんだよねって、それは確かに私にだってリアルに感じるもので、なんとなく嬉しくなったのです。

あと入江さんは冷泉家の分家筋らしいです。
ホホー、そうであったか・・・。

2009-03-02-Mon-18-20

モーターサイクル・ダイアリーズ

モーターサイクル・ダイアリーズ/2004/米・独・英・アルゼンチン・ペルー・キューバ・メキシコ・チリ・仏

キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラの若かりし日々を描いた青春ロードムービー。
今ちょうどチェ・ゲバラの別映画がやってるよなあと思いながら見てみました。ロードムービーって実はちょっと苦手なんですけど(退屈してしまう)、これは何故か一気に見てしまえました。
とりあえず、以下にあらすじ。

23歳の医学生・エルネストは、生化学者友人・アルベルトとともに、南米大陸一周の旅に出る。それは若い自分の見聞を広めるため、なによりももてあました若いエネルギーを発散させるための、途方もなく無邪気で無鉄砲な旅だった。
話術が巧みで人好きのする明るい女好きのアルベルトと、嘘をつけない生真面目さと頑固さ・繊細さを併せ持つエルネストは、時には派手なケンカをしつつもいいコンビ。お互い困った時には支えあいながら、二人で広大な南米大陸を突き進んだ。
「町町で女を抱こう」「俺達は世界を知る旅に出ているんだ」という大きな夢想を抱く若者二人は、しかし旅を続けるうちに予想をこえた現実を知る。

共産主義者というだけで家をなくして警察に追われる夫婦、
労働者が奴隷のように扱われるアメリカ資本の銅山、
自分たちの土地を追われた先住民族、
貧困に生きる田舎の住民、
隔離されたハンセン病罹患者・・・。

都会に暮らし、暖かな家族に囲まれた生活の中では知ることの出来なかった現実に直面する旅の中で、若き医学生の中に、何かが生まれた。
医学を修め、人々のために尽くそう。
それだけでは収まりきらない熱く激しいものが、エルネストの中に生まれてしまったのだ。


・・・という、お話。
この話はあくまで「青年エルネストの物語」であって、チェ・ゲバラを描くところまでは行き着かないのですけれども、確かにこれはチェ・ゲバラ誕生の瞬間の物語、といってもいいかもしれません。
実は私、チェ・ゲバラについてはほとんど知らないんです。よくTシャツの図案になっているあの人が革命家だと知ったのも、結構な年になってから・・・恥ずかしい。
でもこの映画を見ていたら、むくむくと「青年・エルネスト」が「革命家・チェ・ゲバラ」になっていく様を知りたくなりました。いやほんとに。
頭でっかちの理想家が、いかにして銃をとることを選んだのか。
箱入りのおぼっちゃんが、いかにしてカリスマ革命家へと変貌したのか。
非常に興味深いです。もう間に合わないでしょうが、DVDか何かで今やってる映画(前後編?)も見ようと思います。

あ、チェ・ゲバラについてだけでなく、映画としてもよかったと思います。
だってコタツに寝っころんで見ていたというのに、この私が眠たくならなかったんですもん!これって結構すごいことです。
旅の前半は次々に移動してテンポよく、時にコミカルに描かれて、後半になるにつれてシリアスに、そして考えさせられるように・・・でもその印象はあくまで爽やか。主演二人も若くて瑞々しくて、それも成功の秘訣かなーと思いました。
エルネスト役のガエル・ガルシア・ベルナルってたしかこの映画でブレイクしたんでしたよね?なんだかちょっとジュード・ロウに似ている気がする。雰囲気のある男前です。ダンスが下手なのが可愛かったな。




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