フナフナベイベ

徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。

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2008-01-04-Fri-16-22

貧乏サヴァラン

貧乏サヴァラン/森茉莉/ちくま文庫

2007年、最後に読んだのがこの『貧乏サヴァラン』でした。
ちなみにサヴァランとはフランスの焼き菓子のことだそう。

本書は森鴎外の娘にして自身も作家である森茉莉の随筆のセレクト集です。森茉莉の小説は以前に読んだことがあるのですが(『甘い蜜の部屋』)、随筆はこれが初めて。とはいうものの、いろんな作家さんが森茉莉について語っている文章を目にしていたので、あまり初めてという気にはなりませんでした。で、読んだ結果は・・・想像通りというか何と言うか。
食べ物、父、浪漫、食べ物、父、父、そして食べ物!
いやはやこれは唯一無二の人であるなあ、と思わせられる文章の数々。

あんまりわがままで偏屈な人って苦手なんですけど(自分がそうだから)、もう森茉莉レベルまでいってしまえばそれはもう<遠くから眺めていたい変人>レベルですよね。わがままを通すのにも躊躇いがないというか、気持ち良いくらいの無軌道っぷりが、庶民根性から抜け切れない私としてはいっそ気持ちのいいレベルなんです。

次はまた森茉莉の小説でも読んでみようかな。
やはり『恋人たちの森』は押さえておくべき・・・?

貧乏サヴァラン (ちくま文庫)貧乏サヴァラン (ちくま文庫)
(1998/01)
森 茉莉

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2007-12-28-Fri-22-48

金春屋ゴメス 芥子の花

金春屋ゴメス 芥子の花/西條奈加/新潮社

第17回日本ファンタジーノベル大賞受賞作品の続編。
近未来お江戸物語です。

近未来の日本において、忽然と存在する独立国・江戸。
諸事情によって日本から入国した主人公・辰次郎もすっかり江戸の水に馴染み、誰もが恐れる通称ゴメスこと長崎奉行の下働きとして精を出していた。新たな人員として凛々しくも美しい女武士・朱緒も混じり、ゴメス一家<金春屋>は今日も大賑わい。
そんな和やかな日々も、「阿片問題」という大事によって一気に色を変える。こと麻薬となれば、それはもう江戸国内でも問題に収まらない。国際問題、ひいては江戸国の存亡そのものを揺るがす大問題なのだ。
頼りは勿論、鬼も恐れる金春屋・ゴメス!
ゴメスの天敵である北町奉行・筧や新人・朱緒の元婚約者まで入り乱れて、事態は予想外の方向へ展開を見せ始める。

2作目にしてすっかり各キャラクターの個性が定着した感があります。先に読み終えた友人が「筧様ー!!」(ラブな意味で)って言ってたことがラストで分かりました・・・一番美味しいとこ持ってったのって、ひょっとしてこの人かな?
頭ガチガチの北町奉行に可憐な女武士と美味しいキャラクターも増えて、次作もありそうな雰囲気です。今後はますます日本VS江戸という方向に持っていくのかな?とも思いつつ、大変読みやすくて入りやすいお話なので、「しゃばけ」のように化けないものかなーという期待もしております。でもゴメス様はしゃばけのモノノケみたいに愛らしくないからダメかしら・・・
アニメ化したら面白くなりそうだ、とも思います。時代物は難しそうだけれども。

芥子の花 (金春屋ゴメス)芥子の花 (金春屋ゴメス)
(2006/09/21)
西條 奈加

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2007-12-18-Tue-20-14

不条理な男

不条理な男/樹生かなめ/講談社ホワイトハート文庫

BL界に咲く一輪の可憐な野茨・樹生かなめさんは、以前友人から薦められて以来、たまぁにチェックする作家さんになりました。
甘々でもなく鬼畜でもなくハーレクイン調でもなく耽美でもなく・・・コメディ、というのが一番いいのでしょうが、明朗に笑い飛ばせる作風かというと、そうでもなく。
ちょっと変化球・ひねくれた笑いというような。どうにもカテゴリ分けし辛い作家さんなんですね。結構ギリギリの線を走ってらして、「コレ笑っていいの?笑っていいの?」と思わされたことは数知れず・・・

で、この『不条理な男』についても、非常に不条理であって、それがもう笑えるレベルの不条理なんですけど、被害をこうむる立場になったら笑ってばかりもいられない・・・というか。
ぐるぐるぐるぐるしてるのですが、最後はちょっと救いのあるオチでよかったです。

不条理な男 (X文庫ホワイトハート)不条理な男 (X文庫ホワイトハート)
(2004/11/01)
樹生 かなめ

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2007-12-17-Mon-23-01

まほろ駅前多田便利軒

まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん/文藝春秋

友人に借りていた三浦しをん本、読了いたしました。
そういえばコレで直木賞とったんだったっけ、と思い立ったがゆえに純粋に読書に没頭できなかった気がします・・・勿体無い。

物語の舞台は東京都まほろ市。それ自体で完結したような市で、主人公の多田は便利屋を営んでいた。
いつものように仕事に出た先で、多田は高校の同級生だった男・行天と出会う。寒空の下裸足にスリッパという格好の行天は、帰るところも頼れる知り合いもいないのだという。さして仲の良くなかったとはいえ、仮にも同級生だった男を凍死させるわけにもいかず、多田は行天を事務所に泊まらせることにする。その一泊が運の付き。
多田のお人好しに漬け込んだ行天はその後も便利屋に居座りを続け、うやむやのうちに一人きりの便利軒は二人で仕事をするようになっていく。行天の奇妙な言動と一筋縄ではいかない依頼人たちのおかしなテンションに巻き込まれながらの毎日が過ぎていく中で、次第に明らかになるのは、多田と行天、それぞれの過去・・・。

と、こんなかんじの短編連作集です。
しっとりとした作風の続いた三浦しをんが、持ち味であるコミカルな雰囲気を改めて打ち出してきたってかんじですね。キャラのたった登場人物による人間ドラマあり、笑える掛け合いありで、かるーく楽しく読ませてくれます。
うん楽しかったなぁとは思うのですが、本作が直木賞・・・と言われると・・・個人的には『むかしのはなし』のが好きだったかな、と思いますが、「ついにBLが直木賞をとった」なんて一部では言われていたのを思い出して、ううんそこまで言われるほどでもなかろう・・・とも思いました。(イラスト有りなとこがそういう雰囲気を助長したのかな?)
要約すると、よかったけど、まあわりと普通に良かった・・・というかんじですかね(暴言失礼)。あ、でもでも好きなんですよ三浦しをん!なんというか、特に日常生活が他人とは思えないところが!!

まほろ駅前多田便利軒まほろ駅前多田便利軒
(2006/03)
三浦 しをん

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気になったのは「まほろ市」が実在するのかどうか?ということ。ウィキで調べてみたのですが、どうも「町田市をモデルにした架空の町」らしいです。おお、町田市行ったことあるよ!と、今更急に親近感がわいてきました。続けようと思えば続けられるシリーズですし、ひょっとしたら続編もアリですかねー。
2007-12-15-Sat-20-00

バロックライン

バロックライン/樹月弐夜/カッパノベルス

ケンブリッジ大学に通う青年ヴィクターは、少々鋭すぎるくらいの勘を備えていた。それは周囲から「完璧な(フローレス)ヴィクター」と呼びはやされるほどのものだったが、その才能を見込まれたために、英国政府が絡む重要任務を任される羽目になってしまう。
わけも分からないままにウィーンを訪れるヴィクターは、約束していた取引相手の死体を発見し、さらに宮廷警察やテロリストたちから命を狙われることに。丸腰・素人のヴィクターの身を守る唯一の手段は、理論物理学の勉学によって鍛えられた<物質的な威力を持つ『式』>だけ!
大戦前のウィーンを舞台に、青年ヴィクターの冒険の幕が開く・・・

ええとこれは作品名も作者名も全くの初耳だったのですが、表紙の羽住都さんの絵が綺麗だったのと、裏表紙の森福都さんの推薦文「美しくも怪しい五つ巴の冒険活劇」という文句に惹かれ、衝動読書してしまったのです。
舞台や設定から推測するに、皆川博子的なゴシックミステリに違いない・・・と読み出したのですが、あにはからんや、ミステリとみせかけたファンタジーでした。残念。
どの位ファンタジーかというと、人外の存在が出てくる程度にはファンタジーでした。それ自体はそれ程かまわないのですが、それよりも途中からミステリ要素が抜けていって、ファンタジーアクション?の方向にいってしまったことが残念でしたねぇ。うーん。
またこの作品の鍵となる重大事件は、かのオーストリア皇太子殺人事件なのですが、途中からそれが存在感なくなってしまってるんですよね。歴史ものとして、それはどうなの?という。
それからファンタジーはファンタジーとして、<数式で戦う>なんて発想は独創的で面白かったのですが、でも具体的にどうやって戦うのか(数式を唱えるのか)?どんな威力があるのか(数式のレベルによって変わる)?その技は何故イギリスの影響力内でないと通用しないのか?という設定にいまいち説得力を感じなかったですね。ファンタジーとしてもちょっと弱かったように感じます。

全体的な感想としては、「シリーズものの第1巻としてならアリかもしれない、でも独立した一作として読むにはちょっと残念」というところです。
怪しげでキャラたちまくりの登場人物が沢山いるし、彼らはまた確かに魅力的なのですが、その全てが「以下次号!」ってかんじなんですよ。シリーズものだという前提で読むなら許せる範囲だと思いますが、この本だけを読んだ私としては、正直、ちょっと残念でした。
ヨーロッパが舞台で、華やかな容姿のキャラクターが盛りだくさんなので、少女文庫系でウケそうなかんじはします・・・

バロックラインバロックライン
(2007/02)
樹月 弐夜

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2007-12-14-Fri-20-27

文學少女の友

文學少女の友/千野帽子/青土社

以前読んだ『文藝ガーリッシュ』の著者、千野帽子さんの本第2弾。相変わらずの「乙女ぶり」でございます。

さて本作もまた「孤独を愛し、浪漫と美意識と己の欲望を愛する一握りの少女たち」のための、偏りに偏りまくった内容となっています。とはいえ「夢見る乙女のためのブックガイド」というテーマが明確だった前作に比べると、こちらは様々な媒体に掲載された文章をまとめたものだけにその内容も様々です(でも今見返してみたらほとんどは『ユリイカ』だったんですね)。

小川洋子、人形、軽井沢・・・と、前半は「乙女」に属しているものたちについての文章ということですんなりと読めたのですが、第4章の「少年探偵団is dead.赤毛のアンis dead.」あたりからはそれが変化球になってしまって、ちょっと付いていきにくかったです。
乙女的でないものと比較してみせて改めて乙女的文化を考察するということだったんでしょうけど、後半はちょっと単純には楽しめませんでした。
(私がヌルい乙女だからでしょうか。こういう、「分かる人だけ分かってよね」という本が「分からない」時、わけもなく悔しくなってしまいます)

というわけで乙女節全開の本作中で、私が一番面白いと思った部分は

かつて稲垣足穂は室生犀星に<美少年は君、ホータイをするものだよ>と聞かされて<降参した>そうです。

というところでした(60頁)。
さすがは乙女の必読書家・稲垣足穂!すばらしい美意識です。そしてそれを理解してみせる室生犀星先生にも乾杯。包帯萌えはそんな時代からあったのですねえ。

文學少女の友文學少女の友
(2007/03)
千野 帽子

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2007-12-11-Tue-20-17

NO.6 #6

NO.6 #6/あさのあつこ/講談社

読了しました。
前回に引き続き、クライマックス一直線ですね。ネズミの過去が明らかになり、次巻はいよいよ紫苑が活躍するのかな?というところ。
それにしても、なんだかいつもいつもクライマックスだって言ってるようなシリーズです。
まさか紫苑のお母さんがここまで出張ってくるとは思いませんでしたねえ・・・

NO.6〔ナンバーシックス〕#6 (YA! ENTERTAINMENT)NO.6〔ナンバーシックス〕#6 (YA! ENTERTAINMENT)
(2007/09/22)
あさの あつこ

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2007-12-09-Sun-20-07

あるようなないような

あるようなないような/川上弘美/中央公論新社

川上弘美のエッセイ集を読みました。
出版されたのも結構前、書かれたのはもっと前の文章で、大体90年代半ばから後半にかけて色々な雑誌に掲載されたものばかりです。
以前読んだエッセイも面白かったのですが、この『あるようなないような』は、特に掲載誌が多岐にわたっているためにその内容もいろいろで、そういう意味でも面白かったですね。
特に後半、パソコン誌に掲載されていたエッセイでは、著者がメールやパソコン通信(?)を「ワープロで」(!)行う様子が描かれていて、なんだかとても興味深かったです。
作家さんだというだけでアナログなイメージを抱きがちですが、そういえば川上さんは元々理系の先生なんでしたか。

川上弘美のエッセイは日常に根付いたもの(特に食)が多いのですが、今回はアレっと思わせるように、まるで短編小説のような話がちらほらとありました。どこまでが現実に起こった出来事の話で、どこからが架空の話なのかが判然としないのです。

小さい頃外国で孤独な思いをしたのは、多分本当だろう。
新しい季節の訪れを宣言する双子の少年と遭遇したのは、フィクション、だろう。
ではとある海辺で、靴がぎっしりと詰まった箪笥を見つけたのは?一体、どっちなんだろう。

というふうに、川上弘美という人は、小説は勿論のこと、エッセイ集でさえも世界の狭間を垣間見せてくれます。心がちょっと遊離している、足元がほんのちょっと中に浮いているような、そんなかんじの人なんだろうなと勝手に想像したりして・・・

あるようなないようなあるようなないような
(1999/11)
川上 弘美

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2007-12-03-Mon-20-00

帝都万華鏡

帝都万華鏡 桜の頃を過ぎても/鳩かなこ/講談社X文庫ホワイトハート

ホワイトハートなんて買ったの何年ぶりだろう。10年以上ぶりじゃないだろうか。なのに買っちゃった理由は、帯の栗本薫の推薦文「濃密と頽廃に染まる鳩の世界の中では、すべてがエロティックだ」という文句に惹かれたからです。イラストの今市子も高ポイント。

さて、タイトルから想像されるように、物語の舞台は大正時代の日本。
洋装と和装の男女が入り乱れ、日本家屋の町並みとレンガ造りの洋館が乱立し、新時代への明るい華やかさと戦争間近の危うい世情が奇妙な調和を保っている、そんな時代です。このドラマチックでロマンチックな時代設定を背景に、二人の青年の物語が描かれます。

学業の才が認められ、東北の田舎から憧れの一高に入学した石木。彼はそこで、自分とは別種の人間のように美しく洗練された高市に出会う。本来ならば出会うはずのなかった二人が親しく打ち解けるきっかけとなったのは、石木の文才だった。
取っ付きにくい外見に隠された世話焼きの素顔と、自分にはない高貴さを持つ高市に惹かれる石木。高市もまた、石木の持つ情熱的な文才と生来の無欲さに惹かれていく。
無二の友愛を育む二人だが、年月が次第にその色を変えていった。10年という歳月が流れ、お互いの心中に激しい感情を隠したままの二人は・・・?

という、大正浪漫BLです。
いやー、久しぶりに読み応えのあるBLでした。BLというか、これは「JUNE」といった方がいいかもしれません。うーんそりゃあ栗本薫の弟子だなあ、という浪漫っぷりですが、栗本薫ほどトンデモなくはない・・・と思います。
栗本薫が解説に書いているように、「出会って→Hして→いろいろモメて→仲直りして→Hして」というような幼馴染BL、はたまたリーマンBLとは一味もふた味も違う雰囲気の作品です。JUNE、もしくは耽美小説という懐かしい呼び名が似合いますね。
栗本薫御大が言うほどには「濃い」とは思いませんでしたが(感覚が麻痺してきてるのかも)、確かに心理描写・情景描写ともにじっくりとディープなものだと思います。
何より物語に必然性がありましたね。安易な男カップルものではなく、主人公たちが結びつくことにちゃんと意味がありました。友情から恋愛になっていく物語性がありましたし、10年という歳月、二人を見守る周囲の人々等、<二人のため世界はあるの>という世界観ではないところが良かったです。
すでにシリーズ化も決定しているらしく、明るくお手軽な作風が流行中の現BL界に、こういう耽美臭のある作品が登場するというのは私的には嬉しいことですねえ。うーん、続きも買う・・・かな?

帝都万華鏡 桜の頃を過ぎても (講談社X文庫 はG- 1 ホワイトハート) 帝都万華鏡 桜の頃を過ぎても (講談社X文庫 はG- 1 ホワイトハート)
鳩 かなこ (2007/12/03)
講談社

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2007-12-02-Sun-20-00

くすぶれ!モテない系

くすぶれ!モテない系/能町みね子/ブックマン社

日頃だったら買わないような本を買ってみました。だってコレ、WEB上で連載されていた「モテない系女子」に関する考察集なのですが、どうにもこうにも思い当たる節がありすぎて、その指摘され具合がどうにも的確で笑ってしまえたんですもの。
作者の能町さんは「モテ」を基準に、女子を3つに分類しています。

モテ女子(通称:モテ子)=要するにJJ・CanCan系。
女子らしい振る舞い・格好をすることに抵抗がなく、むしろそれが女として当然のことだと思っている。茶髪・巻き毛・服はピンクという、若い女子に対する世間のニーズに答えてナンボの女子。

モテない系=決して顔やスタイルが悪いわけではないのに(←ここ重要)、過剰な自意識のせいで「モテ系」路線に走れない厄介な女子のこと。物事や自身のライフスタイルについて譲れないこだわりを持つ。

圏外女子(通称:圏外ちゃん)=モテという基準から脱落している女子のこと。むしろ自ら「モテ」という階段を辞退している趣すらある、いっそすがすがしい解脱を得ている女子。


とまあ、大雑把ですが3つに分類されているうち、作者さん自身も属しているところの「モテない系」について語った本がこの本です。
「モテない系」の「モテない系」たる所以は、要するに過剰すぎる自意識なんですよね。自意識・自己愛・自己卑下。この三つって根は同じものなんじゃないのかなーと思うのですが、どうでしょう?ちなみに私はどれも過剰だと思います。
まあ詳しいことは読んでみて、としか言えないのですけどね。

あたかも恋愛という名の新興宗教に脳髄まで侵されたかのような現代日本において、非常に肩身の狭い思いをしている「モテない系」女子を、特段励ますでもなく、叱咤するわけでもなく、慰めるでもない。
ひたすら「ねー、そうだよねー」。「わかるわかるよー」。「わかっちゃいるんだけど・・・ね」と、ただただ相槌をうち、共感してくれる。
これは、そんな「モテない系」のための話し相手となってくれるような、そういう本です。
読んだからといって「モテ」ません。ようし、明日から「モテ」を目指すぞ、という発奮材料にもなりません。それが我々モテない系。さあご一緒に、レッツくすぶり★

 20071201213723.jpg


※作中に登場するモテない系要素具体例※
ピンクの服が苦手
絵文字だらけのメールが打てない
ぶっちゃけ恋愛や仕事を人生の一大目標にできない

特にメールの項は共感しまくりでした。確かに私も私の親しい友人も、絵文字使用率激少です!たまに職場の若い人(同世代)から賑やかなメール貰うと返信に困りますもん・・・


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