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<title>フナフナベイベ</title>
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<description>徒然に一人語る読書感想文。 雑食ですが趣味嗜好はかなり偏っておりますのでご注意を。</description>
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<title>南極料理人</title>
<description> 南極料理人／２００９／日本またまた一ヶ月以上前に見た映画です。いや、これはもう封切前からずーーーーっと気になってたんですけど、なかなか行くタイミングがなくって・・・公開劇場も少なかったし。で、そんな話をチラとしたところに「私も見たかった」という天の声ならぬ友人様の声が・・・！いやはや、持つべきものは趣味の似ているお友達です。一人だと重たくて上がらないお尻も、誰かと一緒ならホイホイ上がっちゃいますも
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<![CDATA[ <span style="color:#0000ff">南極料理人／２００９／日本</span><br /><br />またまた一ヶ月以上前に見た映画です。<br />いや、これはもう封切前からずーーーーっと気になってたんですけど、なかなか行くタイミングがなくって・・・公開劇場も少なかったし。で、そんな話をチラとしたところに「私も見たかった」という天の声ならぬ友人様の声が・・・！<br />いやはや、持つべきものは趣味の似ているお友達です。<br />一人だと重たくて上がらないお尻も、誰かと一緒ならホイホイ上がっちゃいますものね。<br /><br />というわけで、南極de料理人さんのお話です。<br />南極探検隊に料理人として派遣された実際の方のお話を元にしたヒューマン・コメディ・・・かな？もう、タイトルまんま。タイトル以上でも以下でもありません。でもそれがいい！！<br />えー、内容はありません。<br />ただ南極に行かされた（無理やり行く羽目になった人もいれば、自ら来た人もいる男共）人々の日常を、料理をフューチャーして描いている、というかんじでしょうか。<br />「氷はあるが、水はない」とか「やったら電話代高い」とか、「トイレ混みすぎ笑」とか「医療用ベッドが簡易バーに」とか・・・そういう、日常の中の風変わりなことにクスッと笑える方にはツボな映画なんじゃないでしょうか。<br /><br />好き嫌いはあるかもしれない。<br />ミニシアター系独特の・・・ほのぼのっていうか、ゆるさというか。そういう雰囲気がじわーっと出てますので、ストーリー性とかスペクタクル！とかを求める人は退屈なのかも。<br />でもね、とりあえず私は、<br /><br />おっもしろかったですよ！（声大）<br /><br />いやー今年ももう終わりが近いですが、ダントツ一番です。<br />配役もよかったなあ、しみったれた生活空間に舞台を特化したのもよかったと思います。こんな世界観で薄っぺらい人間ドラマとか無理やりもってこられても興ざめだもの。あ、若者と電話交換のお姉さんとのラブは、まあ、ご愛嬌ってかんじで・・・よきかなよきかな。<br /><br />いやーいい映画でした。<br />もう一回みたい。たぶんうちの母も好きだ、こういうのは。<br />DVD買ってもいいなと思えた久しぶりの作品でした。<br />あ、下の写真は劇場窓口です。買わなかったんですけどね、カワユス～<br /><br /><a href="http://blog-imgs-12-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20091004121544.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-12-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20091004121544.jpg" alt="20091004121544.jpg" border="0" width="240" height="320" /></a><br /><br /><br /> ]]>
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<dc:subject>2009年観賞映画</dc:subject>
<dc:date>2009-11-08T21:21:28+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
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<title>パブリックエネミーズ</title>
<description> パブリック・エネミーズ／２００９／アメリカ一ヶ月も前に見た映画の感想を今更・・・いい加減、この後だし癖をどうにかしたいものです。といっても試写会で見た映画の感想なので、世間的にはむしろ早だしなんですけどね。見てきた映画はお正月映画・Jデップ主演の『パブリックエネミーズ』でした。内容は、「実在した伝説の銀行強盗の男一代記」ってかんじです。１９３０年代、大恐慌真っ最中のアメリカには、あまりにも有名な銀
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<![CDATA[ <span style="color:#0000ff">パブリック・エネミーズ／２００９／アメリカ</span><br /><br />一ヶ月も前に見た映画の感想を今更・・・いい加減、この後だし癖をどうにかしたいものです。といっても試写会で見た映画の感想なので、世間的にはむしろ早だしなんですけどね。<br />見てきた映画はお正月映画・Jデップ主演の『パブリックエネミーズ』でした。<br />内容は、「実在した伝説の銀行強盗の男一代記」ってかんじです。<br /><br />１９３０年代、大恐慌真っ最中のアメリカには、あまりにも有名な銀行強盗が居た。<br />男の名は「ジョン・デリンジャー」。<br />警察をあざ笑うように鮮やかな盗みの手口、繰り返す脱獄と強盗、一般庶民には害を及ぼさないというそのポリシーで、彼は市民からの人気も高かった。<br />だがあまりにも危険と隣合わせの絶頂期が長く続くはずもない。<br />やがて彼は愛した女とも引き裂かれ、追い詰められる逃亡生活を送ることとなる・・・。<br /><br />という、ジャンルとしては・・・ギャングもの？ハードボイルド？ってかんじでしょうか。<br />個人的な感想としては「いやー、ジョニーってば魅せてくれるね！」でした。<br />ごめんなさい、それ以上でも以下でもなかったかな・・・。<br />舞台は綺麗でした。<br />１９３０年代の世界の雰囲気と、キャストたちの衣装がどこか暗い世界観にとってもあってた。役者さんたちもよかったと思います。主演のジョニーはもちろんカリスマ性と繊細さを持ち合わせていたし（似合うよねえこういうの）、適役のクリスチャン・ベイルも可哀想な堅物役がはまってて、ヒロインのマリオン・コティヤール（初耳）がとってもキュートかつ色っぽい！<br />・・・のですが、全体を通しても、「あ、そう、ふーん・・・」みたいな。伝記ものですね。それ以上の何かが特別伝わってくることはなかったってかんじでしょうか・・・<br />「男と女、運命の愛！」みたいなあおり文句もありましたが、正直、一目惚れって以上の理由のない男女二人がなんでそこまで惹かれあうのかもいまいちピンとこなかったりして・・・<br /><br />たぶん相性の問題だったと思います。<br />そういえば私元々ハードボイルドと肌が合わなかったんですよ。<br />だからこういう「男の美学」って世界の作品にはうまく入り込めなかったみたいです。この手の雰囲気がお好きな方なら満足されるんじゃないかな？丁寧に作られた作品だというのは感じたので。<br /><br />あ、最後に付け加えるならパンフがやたらとでかくて本棚に入りませんでした。<br />タダでもらえたんだから文句を言う筋合いじゃないけれど、別にこういうの、普通サイズで作ってくれてかまわないんだけどなあ・・・。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>2009年観賞映画</dc:subject>
<dc:date>2009-11-03T23:10:01+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
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<title>オンリイベ行って来ました。</title>
<description> ２週間も前のことについて、日記も何もあったもんじゃないと思うのですが・・・もういっこの（よりオタク的な）ブログが充実してくるとこちらのほうを放置してしまいがちになるのはいかんなあ、と思ってはいるのですが、ついついほったらかしになってしまいます。いや、愛がないわけじゃないんですが・・・。というわけで、つい２週間ほど前にオンリー行って来ました。この年ではじめてイベントデビューです、うーん、年をとってか
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<![CDATA[ ２週間も前のことについて、日記も何もあったもんじゃないと思うのですが・・・<br />もういっこの（よりオタク的な）ブログが充実してくるとこちらのほうを放置してしまいがちになるのはいかんなあ、と思ってはいるのですが、ついついほったらかしになってしまいます。<br />いや、愛がないわけじゃないんですが・・・。<br /><br />というわけで、つい２週間ほど前にオンリー行って来ました。<br />この年ではじめてイベントデビューです、うーん、年をとってからかかった病は重いっていういい実例ではないでしょうか。まさかねえ・・・こんな事態になるとは、一年半前には思いもよらないことでしたよ。<br />合同スペをとったわけなのですが、一緒した方もまあいい方だったので一安心。<br />しかし「同じものが好き！」ってだけで初対面の人と同じ空間、かなりの近距離に何時間も居るっていうのは実に不思議なものですね・・・イベントの後もちょっとだけお話をして、人それぞれのオタ人生があるのだなと思わされました。<br /><br />で、会場は浅草だったわけなのですが、オンリーを楽しく満喫した後はカノさんと合流して二人呑みをしてきました。<br />真昼間っから酒ですよ！<br />いやー、いい身分だなぁ。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090927154152.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090927154152.jpg" alt="20090927154152.jpg" border="0" width="240" height="320" /></a><br /><br />↑浅草一丁目一番地一号の神谷バーさんの『電気ブラン』（写真はサワー）。<br />老舗なのに食券制、常にわいわいザワザワしてる雰囲気が楽しかったー。サワーも飲みやすかったしご飯も美味しかったので、また行きたいところです。<br />相席させてもらったお隣のおじい様Ｓもいい味出してた。観光客から地元民にまで愛されてる感がいいなー。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-35-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090928152516.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-35-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090928152516.jpg" alt="20090928152516.jpg" border="0" width="240" height="320" /></a><br /><br />↑こちらは翌日行った横浜『外交官の家』の外観。<br />洋館は好きです。和洋折衷な洋館はもっと好きです・・・！<br /><br />かえすがえすもカノさんありがとう。<br />感謝してもしきれませんが、いつかこの恩は返せたらいいなあと思っています・・・。<br />ああでも楽しい二泊三日でした。<br />なんだかんだいっても自分の本音をさらけ出せる仲間がいるっていうのはいいもんだなと、ほんと心から思ったことでした。<br />この年になっていい経験も出来たことだし、自分的オタク人生としても記念すべき一日でした。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:date>2009-10-11T20:21:26+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
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<title>きみはポラリス</title>
<description> きみはポラリス／三浦しをん／新潮社三浦しをんの短編集。中身を全然知らずに図書館で借りて、中身が「恋愛短編集」だと分かったときはちょっと驚きました。いえ、いろいろ書いてるのはもちろん知ってるし読んでるんですけど、彼女のいつものテンションと自分語りを知っている者としては（私、しをんのネットエッセイのかなり初期からの読者だという自信はあります。最近また日記復活して嬉しい）、「えー、しをんが普通の恋愛小説
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<![CDATA[ <span style="color:#0000ff">きみはポラリス／三浦しをん／新潮社</span><br /><br />三浦しをんの短編集。<br />中身を全然知らずに図書館で借りて、中身が「恋愛短編集」だと分かったときはちょっと驚きました。いえ、いろいろ書いてるのはもちろん知ってるし読んでるんですけど、彼女のいつものテンションと自分語りを知っている者としては（私、しをんのネットエッセイのかなり初期からの読者だという自信はあります。最近また日記復活して嬉しい）、<br /><br />「えー、しをんが普通の恋愛小説？柄じゃないよー」<br /><br />なぁんて思ったのです・・・が。<br />ハイ、もちろんしをんがそんな普通の甘っちょろい恋愛小説で満足するはずないですもんね。<br />伊達に人生の半分以上魂をこめてＢＬを読み込んでませんもんね。<br /><br />というわけで、いろいろな味わいに満ちた恋愛小説でした。<br />恋愛・・・恋愛？友情？人間愛？それとも愛ではないもっと何か？という印象も受けますが、これをひとつの言葉で表せといわれたならばやはり「恋愛」なのかなあ・・・という気もします。不思議。<br /><br />個人的に面白いなと思ったのは、<br /><br />・老夫婦の秘密<br />・神様に恋をした少女<br />・俺ロハス<br />・男子高校生と、その後のふたり<br /><br />です。<br />恋愛小説といっても、若い女子が若い男子と出会ってどうこう・・・というだけの話じゃないのは当たり前。<br />なんでその人だったのか、なんでその人じゃないといけないのか、他の人じゃ駄目なのか・・・。<br />そういう葛藤をおしてなお「その人」じゃないと駄目なんだって思える唯一の人に出会ってしまうということ（ひょっとしたらそれは幸せではないのかもしれない）、それこそ「恋愛」というものなんじゃないの？それくらいのレベルで初めて「恋愛」って言えるんだよね？って、なんだかこれはしをん流「恋愛至上主義日本」に対するアンチテーゼ・・・というのはさすがに言いすぎでしょうか。<br />よしながふみの漫画なぞを読んでいてもたまに思うのですが、「自分は恋愛体質じゃないのよ」って言ってる人のほうがきっと「恋愛」・・・「純愛」に対する憧れというか、思いが強いんじゃないでしょうか。<br />うまく言えないんですけどね、「この人じゃなかったら死ぬ」っていうくらいのっていうか。<br /><br />自分にとって唯一絶対の人、それがあなた。それがきみ。<br />だから三浦しをんはこの本のタイトルを『きみはポラリス』にしたのでしょう。<br />短編集だから、収録短編の中のどれかが『きみはポラリス』なのかなと思ったんですが、そうじゃなかったみたい。この本全体のタイトルが『きみはポラリス』なんですね。たしかに、どの作品にも共通するものを表すタイトルだと思います。<br />だって、ポラリス＝北極星、ですもの。<br />その人が自分の世界の中心であるということ。<br />それはちょっと怖いことかもしれないけど、羨ましいな、とも思います。<br /><br />いろんな意味でしをんらしい一冊。<br />重い話もクスリと笑える話もちょっとソッチ系の話もあって、「らしさ」をぎゅっと絞り込んだような一冊だったなと思いました。<br /><br /><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104541052/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41QOlQ%2Bz9OL._SL160_.jpg" alt="きみはポラリス" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4104541052/jo44jojo16-22" target="_blank">きみはポラリス</a><br />(2007/05)<br />三浦 しをん<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104541052/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table><br /> ]]>
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<dc:subject>2009年読了本</dc:subject>
<dc:date>2009-09-09T22:31:48+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
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<title>四国半周ツアー</title>
<description> 一週間以上前の日記で恐縮なんですが、覚書代わりに。人生初の四国へ行ってまいりました！同行者は高校時代のお友達・Ｗさんです。そもそも「そうだ、四国行こう」のきっかけが高校時代愛読していた某小説なものですから、同行者がこの人になったのは当然。いったいどっちが「行こうよ」って言い出したのか、それすらも記憶が曖昧です。無免許＆ペーパーの二人組みなので、移動はオール公共交通機関。四国でこれは無謀だと人には言
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<![CDATA[ 一週間以上前の日記で恐縮なんですが、覚書代わりに。<br /><br />人生初の四国へ行ってまいりました！<br />同行者は高校時代のお友達・Ｗさんです。<br />そもそも「そうだ、四国行こう」のきっかけが高校時代愛読していた某小説なものですから、同行者がこの人になったのは当然。いったいどっちが「行こうよ」って言い出したのか、それすらも記憶が曖昧です。<br />無免許＆ペーパーの二人組みなので、移動はオール公共交通機関。<br />四国でこれは無謀だと人には言われましたが、やってやれないことはない！を体感してまいりました。<br /><br />では以下に、行ったところを順番に。<br /><br />１日目<br />・高知市<br /><br />新幹線で岡山まで行って、そこから特急へ乗り換え。途中で２回乗り換えました。四国って遠いなあ・・・。<br />高知は駅舎が綺麗でした。新しかった！<br />しかし四国の「特急」って１、２両編成が普通なんですか・・・？ごくごく普通の「特急電車」を想像していた自分には軽くショックでした。いやでものどかでよかったです。でも特急・・・。特急・・・？<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090829120223.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090829120223.jpg" alt="20090829120223.jpg" border="0" width="240" height="320" /></a><br /><br />移動までに時間があったので高知城へ。とはいっても、中にまでは入っていないヘタレコンビ。一部修理中みたいでしたが、それもまたよし。<br />高知はアイスクリン発祥の地だそうで、もりもりと食べてきました。<br />お城を見てお昼を食べたらさっそく移動。特急で中村駅→即座にバス！（ちなみに運転手の「門脇」さんに爆笑。よろしく姉さん！）で一路、足摺へ。<br /><br />・足摺岬<br /><br />今回の旅のメインが足摺岬でした。なんで岬がメインなのって、それはまあいろいろと。<br />遠かったけど行く甲斐のあるところでしたよ！これでもうちょっと時間に余裕があって、海か川で遊ぶ時間があれば最高でした。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090829182140.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090829182140.jpg" alt="20090829182140.jpg" border="0" width="240" height="320" /></a><br /><br />足摺岬の灯台。<br />灯台って浪漫ですよね、灯台守って聞くだけでかきたてられるものがあります。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090829184441.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090829184441.jpg" alt="20090829184441.jpg" border="0" width="240" height="320" /></a><br /><br />あとこれは白山洞門という、岬の下（って言うの？）にある洞門。<br />見ての通り、波によって岩に穴が開いてるんですね！宿のお兄さんが説明してくれたのは、あの「洞門」自体がご神体で、社は崖の上の道を挟んだところに建ってるんだということ。なかなか興味深い話でした。ここまで降りるのはちょっとしんどかったので、足腰が不安な人にはきついかもしれないです・・・しかし体力に自信のない我々が何故ここまで降りる必要があったのかというのは、まあ、ソウイウコトです。はずせなかったのです。<br />ちなみにここで二人して死体ごっこをしてきました。<br />大海原が見渡せる露天風呂の宿に泊まって、翌日は朝から松山へ移動。<br /><br /><br />２日目<br />・松山<br /><br />前日と逆で、バスでとことこ中村駅へ。中村駅から特急に乗り、無人駅で乗り換えをしてさらに電車の旅。道中いい景色でした。いつか四万十川とか遊びたいなと思いつつ、松山駅で思いっきり寝過ごして見知らぬ人に起こされる二人・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090830155234.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090830155234.jpg" alt="20090830155234.jpg" border="0" width="240" height="320" /></a><br /><br />アンパンマン電車に乗りました。<br />わりとよく見かけたこの電車、日本人てほんとキャラクラー好きだよねって思います。<br />２日目は着いたら夕方で、ホテルでご飯を食べたら動く気なくなりました（主に私が）。でもホテルも温泉でよかったですー。<br /><br /><br />３日目<br /><br />・松山城。<br />・道後温泉本館。<br />・坊ちゃん電車<br /><br />もうこれでかなり松山堪能したでしょ！悔しくなんかないんだからね！<br />・・・と息巻いているのは、３日目が月曜日で、予定していた博物館やら資料館がまるっと休館日だったからです。<br />く、くやしくなんかないもん・・・。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090831112241.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090831112241.jpg" alt="20090831112241.jpg" border="0" width="240" height="320" /></a><br />↑<br />せめて垣根越しに写真だけとった秋山兄弟ドノ。<br />そういえば松山はあっちもこっちも『坂の上の雲』祭りでした。まさに「町をあげての」っぷり。<br /><br /><br />というわけで、実にあわただしい二泊三日ながらも、思った以上にスムーズに行程を消化できたと思います。Ｗさんありがとう！君のおかげだと心から伝えたい。<br />思ったのですが、高知も松山も路面電車が走ってるんですね。見慣れないせいかもしれないけど、路面電車がある町ってそれだけで絵になるかんじ。旅行中かなりお世話になりました、楽しかったです。<br />四国って普段行き先として選ぶことは少ないけど、調べるといろいろ楽しそうなところがあるものですね。遠かったけどまた行きたいなー。<br />次は香川も徳島も、小島とかもいいっすね！<br />などと言いつつ、しばらくは貯金に励みたいと思っています。<br /><br />でも次に松山に行くまでには『坂の上の雲』を読まないと・・・！<br /> ]]>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:date>2009-09-08T23:34:45+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>夏インテ終了</title>
<description> 今年の夏インテも無事終了。ともかく暑かった！影のない炎天下に１時間とか軽く死にそう・・・萌えのために体張ってるよって、本当、今回ばかりはシャレにならなかったです。見よ、このさわやかに晴れ渡る青空！暑い！一緒した皆さんお疲れでしたー！
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<![CDATA[ 今年の夏インテも無事終了。<br />ともかく暑かった！影のない炎天下に１時間とか軽く死にそう・・・<br />萌えのために体張ってるよって、本当、今回ばかりはシャレにならなかったです。<br />見よ、このさわやかに晴れ渡る青空！暑い！<br /><br />一緒した皆さんお疲れでしたー！<br /><br /><a href="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090823102720.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/f/u/n/funafunababy/20090823102720.jpg" alt="20090823102720.jpg" border="0" width="240" height="320" /></a><br /><br /> ]]>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:date>2009-08-25T20:59:36+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>風が強く吹いている</title>
<description> 一ヶ月も前に読んでしかも感動したのに記事にするのを忘れていた！風が強く吹いている／三浦しをん／新潮社文庫になったしマンガにもなってるし舞台にもなったらしいし、ついでに今度は映画にもなるらしいので知名度的には抜群！ですねー。実際にはさんざん「いいよいいよ！」と聞いていたので、ちょっと構えて読み始めたところもあったのですが、読み終えてみると自分でも意外なくらいしみじみジーンときました。スポーツもの自体
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<![CDATA[ 一ヶ月も前に読んでしかも感動したのに記事にするのを忘れていた！<br /><br /><span style="color:#0000ff">風が強く吹いている／三浦しをん／新潮社</span><br /><br />文庫になったしマンガにもなってるし舞台にもなったらしいし、ついでに今度は映画にもなるらしいので知名度的には抜群！ですねー。<br />実際にはさんざん「いいよいいよ！」と聞いていたので、ちょっと構えて読み始めたところもあったのですが、読み終えてみると自分でも意外なくらいしみじみジーンときました。<br />スポーツもの自体ちょっと苦手で、自分からはなかなか手を出さないジャンルなのですが、これはスポコンものとか敬遠してる人にも読んでほしいなあ。<br /><br />物語はいたって単純。<br />廃部寸前・・・どころか、駅伝部の「え」の字すら影も形もない某大学。<br />すべての始まりは、そこに一人の「天才ランナー」が入学することから始まった。<br />金もない、住むところもないのだという彼に親切めかして下宿を提供した一人の上級生。彼にはゼロからのスタートで「箱根を目指す」という、大きな野望があったのだ。<br />彼の情熱に問答無用に巻き込まれるまま、下宿に住まう素人大学生たちの奮闘が始まった・・・！<br /><br />・・・という。<br />ね、ありがちっちゃーありがちです。少年漫画の王道ってかんじ。<br />でもね、その王道が心地いいんだわ。<br />やたらめったら精神論に走るわけでもなく、経験によるたしかな練習方法と、挫折を知るからこその重み。<br />決してスポーツだけ、その競技だけ、一位になることだけがすべてじゃないんだぞ・・・って、よく言いますけど、でも結局皆一番を目指すじゃない？勝ったほうが嬉しいじゃない？他人と競い合うのが嫌だから、だから私って体育会系の人苦手なのよね・・・なんて、天邪鬼な私なぞは常々思っていたのですけれども、でも本当にひとつの壁を乗り越えた人（アスリートに限らず）っていうのは、他人とどうこうっていうよりも、記録そのものというか自分自身というか・・・うーんどうしても陳腐な言い方しか出てこないけど、そういうものを戦っているんだろうなぁと思いますね。<br />この年になって、やっとそういう風に思えるようになってきましたよ。<br /><br />やっぱり「スポーツ最高！スポーツやんない奴は人間以下！」みたいな人とか（現実にいるんですよそういう人・・・）、お山の大将でことあるごとに運痴の人間をこきおろす人とか（ええ不器用ですし体力もありませんよ運痴の愚痴ですよ！）のことは好きになれそうもないんですけど、ちゃあんと他人の痛みとかいろんな事情とかを汲み取れるような想像力もあって許容量も有る人、もしくは自分の力量をよく把握できてる人・・・っていうのは、やっぱり一目置いちゃいますね。<br /><br />ま、この作品に関しては頭を空っぽにして、前情報もなーんにもなしな真っ白な状態で読んでいただきたいです。幅広い年齢層の方が読んで楽しめる一冊です。それは間違いない。<br />単純にキャラクター小説としても楽しいし、青少年たちが大人に目覚める過渡期としての青春小説でも。個人的にはやっぱり王子が好きだったり・・・あのヘタレ具合が！<br /><br />しをんも、『まほろ町～』じゃなくてこれで直木賞をとったらちょっと評価違ったかもしれませんね。いや『まほろ』も決して悪くはなかったんですが・・・<br />シリアスなものとエンタメよりのものと、交互に出しているような気がするしをん。<br />どっちも書けるっていうのは強みですよねえ。<br /><br /><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104541044/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TKQG1885L._SL160_.jpg" alt="風が強く吹いている" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4104541044/jo44jojo16-22" target="_blank">風が強く吹いている</a><br />(2006/09/21)<br />三浦 しをん<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104541044/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table><br /><br />映画はいったいどうなるんでしょうねー。<br />ただのスポコンムービーにされちゃったら嫌だなあ・・・どうでもいいけど、林君はスポーツ映画に愛されすぎ（バッテリー、ＤＩＶＥ！）だと思うんだ。<br /> ]]>
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<dc:subject>2009年読了本</dc:subject>
<dc:date>2009-08-19T20:07:38+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>少女マンガにおけるホモセクシュアリティ</title>
<description> 少女マンガにおけるホモセクシュアリティ／山田田鶴子／ワイズ出版一ヶ月くらい前に読んだ本なんですけど、軽い感想を。えーとタイトル通りの中身なんですけどね、はい、タイトル見た瞬間図書館から借りていたことは否定しません。どうもコレは、作者が大学？大学院？の論文としてまとめたものを出版することになったものらしく、そういう点で、作者本人が純粋にこの道・・・というか、つまり昔で言うＪＵＮＥ、今で言うＢＬ、それ
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<![CDATA[ <span style="color:#0000ff">少女マンガにおけるホモセクシュアリティ／山田田鶴子／ワイズ出版</span><br /><br />一ヶ月くらい前に読んだ本なんですけど、軽い感想を。<br />えーとタイトル通りの中身なんですけどね、はい、タイトル見た瞬間図書館から借りていたことは否定しません。<br /><br />どうもコレは、作者が大学？大学院？の論文としてまとめたものを出版することになったものらしく、そういう点で、作者本人が純粋にこの道・・・というか、つまり昔で言うＪＵＮＥ、今で言うＢＬ、それともそういうものを好む女性心理のいずれかに興味を持っているのか？というのはよく分かりませんでした。<br />たぶん一番後者なんじゃないかなあ。「とにかく好きなのっ！」って気持ちが伝わってこなかったから（ま、卒論だと思えばそれもしかりなんですけどね）。<br /><br />全体の印象としては、まあざっくりした概要ですね。<br />特に７０年代に登場した美少年ものを源流として語られています。ただし、現在のＢＬの隆盛については手付かずです。<br />その辺がちょっと不満でした・・・。<br />まあ無難といえば無難ですが、７０年代に性的に鬱屈していた少女たちがいわゆる美少年に自分を仮託して「禁断の愛」を楽しんだ、という点でまとめようとしているのでしょうが、仲間うちだけでひっそりと楽しむものであった７０～８０年代のいわゆるＪＵＮＥ的なものと、９０年代後半以降のあっかるいＢＬ作品とでは、なんというかその根源にあるものが別な気がするんですよね。<br />でもまったく別なわけではなくて、私自身も確かにその両方のジャンルの喜びを受ける身なものですから、やっぱり共通するところはあるわけで・・・<br />その辺のところをさっくり無視して纏め上げている点がちょっと引っかかりました。<br /><br />まあ、ＢＬ（ＪＵＮＥ、やおいを含む意味での）の簡単な歴史という点では初心者向けにいいんじゃないでしょうか。ソコソコ知ってる自分としては、特に目新しい意見はなかったのですけどね。<br />まあ学生論文にそこまで求めるものではないかなー、と思います。<br />しかしこの人、自分が特別ＪＵＮＥものが好きではないんだったら、なんでわざわざこんな題材を選んだのだろう。（いや、最後まで読んでもやっぱりこの人別にＪＵＮＥ好きじゃないと思ったんです）<br />ま、ガチな人じゃないほうがかえって客観視できるものなんでしょうけどね・・・。<br /><br /><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898302122/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51WZYaTayjL._SL160_.jpg" alt="少女マンガにおけるホモセクシュアリティ" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4898302122/jo44jojo16-22" target="_blank">少女マンガにおけるホモセクシュアリティ</a><br />(2007/07)<br />山田 田鶴子<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898302122/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table><br /><br />個人的には、やっぱりＪＵＮＥの源流は森茉莉、さらには吉屋信子あたりの女学校浪漫のあたりまで遡るべきだと思います。精神の結びつきをこそ至上とするあたりに同じ臭いを感じるので・・・。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>2009年読了本</dc:subject>
<dc:date>2009-08-15T18:20:24+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>倒立する塔の殺人</title>
<description> 倒立する塔の殺人／皆川博子／理論社図書館で、一般文芸書とは別コーナーに設けてある「ヤングコーナー」で発見し、喜びいさんで借りてみた一冊。ずっと気になってたんですよー、だって皆川博子の学園モノ（？）ですよ！最強！しかしタイトルからはまったくどんな中身なのか分からない（表紙イラストもまたそれを助長している）本ですね・・・それもまたヨシ、ですが。戦争が終わった。疎開していったもの、空襲で死んだもの、生き
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<![CDATA[ <span style="color:#0000ff">倒立する塔の殺人／皆川博子／理論社</span><br /><br />図書館で、一般文芸書とは別コーナーに設けてある「ヤングコーナー」で発見し、喜びいさんで借りてみた一冊。<br />ずっと気になってたんですよー、だって皆川博子の学園モノ（？）ですよ！最強！<br />しかしタイトルからはまったくどんな中身なのか分からない（表紙イラストもまたそれを助長している）本ですね・・・それもまたヨシ、ですが。<br /><br /><br />戦争が終わった。<br />疎開していったもの、空襲で死んだもの、生きているのやら死んだのやら分からぬものも多い中、母と妹を亡くした女学生・阿部欣子は、焼けた母校近くのミッションスクールに登校した。校舎を焼失した都立女学校は、近くのミッションスクールに間借りをする形で授業を再開したのだ。<br />戦時下の時は熱烈な軍国主義者だった教師が、得意顔で共産党員だと名乗る。<br />あれほど高圧的だった大人たちが、手の平を返したように「民主主義」第一という。<br />それを素直には受け入れがたい欣子に、同級生の三輪小枝がそっと本を差し出してきた。「読んでほしいものがある」という小枝の言葉を受け、欣子はそれを読み始める。<br />それはただの本ではなく、綺麗に装丁されたノートに書き込まれた手記だった。それも、複数の人間の。<br />蔓薔薇模様の囲みの中には、謎めいたタイトルがあった。<br />『倒立する塔の殺人』。<br />少女たちの間で流行した、物語の回し書き。<br />交錯する手記と、それぞれの手になる物語。<br />不気味な存在・久仁子、魅力的な上級生・律子とその友人・杏子、その二人に憧れる少女・小枝・・・そしてそれを読む欣子。<br />戦時下という特殊な状況でも少女たちの思いは、やはり少女たちのものである。<br />思いのたけを綴ったノートには、本当の声が記される。<br />だからこそ、そこには真実が記されているはずなのだ。<br />一人の少女が死んだ、その謎だらけの理由でさえも・・・。<br /><br /><br />というわけで、皆川博子による女学園ミステリです！<br />もうこの設定だけで食いつきますね。しかも舞台は戦時中（戦時後直後）という・・・ああ、好みすぎです。<br />戦争中という浪漫とは間逆の世界でもなお、少女たちには少女たちのコミュニティがあり、精神世界があったようです。いや、「だからこそ」かな？そうでなければ、生きていけなかったのかも。<br />少女たちによる別世界のような女学園風景と並んで描かれる戦時下のエピソードは冷静なだけにひどく恐ろしくて、死と日常が隣り合わせだったという事実をはっきりと突きつけられます。<br />皆川さんは１９２９年生まれらしいので、まさにリアルタイム世代なんですね。少なからず自分の経験が反映されていると思うんですけど、そう思うとなおさらリアルで、この時代の恐ろしさにほんとに怖くなりました。<br />戦時中の描写も怖いんですけど、ひたひたと忍び寄るような作中作もまた怖かった。<br />実はちょっと酒の入った状態で読み終えたのですが、そのせいでしょうか、必要以上にこの物語が恐ろしくなってしまって・・・狂気と紙一重で精神の均衡を保っているような危うさ、とでも言えばいいのでしょうか。それもまた皆川作品の魅力なんですが。<br /><br />皆川博子による皆川博子らしい学園ものです。<br />死と狂気と浪漫と美学、そして謎。<br />そう、これはあくまでミステリなんですけど、でもやっぱり幻想小説でもあるし、少女小説でもあるんです。<br />だからといって「ヤングコーナー」に置くべき本かどうかははなはだ疑問ですけどね。普通に一般文芸の皆川さんのコーナーにも置くべきだと思うなあ。<br /><br />いや、面白かったです。<br />皆川ファンなら是非。それでなくとも、「戦時中の女学校」「エス」「少女たちによる少女たちのコミュニティ」というのに興味のある方なら、面白く読めるんじゃないかなー。<br />でもこういう趣味に走りまくった作品でもやっぱりミステリとしての体裁を保っているあたり、やっぱり皆川さんて基本はミステリの人なんだなあ・・・（と、思ったんですけど、調べたらデビューは児童文学なんですね。意外すぎる）。<br />ミステリとしては突っ込みたくなる箇所もありますが、それをはるかに超える雰囲気が何も言わせなくなってます。皆川クオリティ！<br /><br /><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652086156/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ji%2B1iOgaL._SL160_.jpg" alt="倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4652086156/jo44jojo16-22" target="_blank">倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)</a><br />(2007/11)<br />皆川 博子<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652086156/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table><br /><br />最後の最後、戦争の終わった東京でたくましく暮らしはじめる決意をする欣子が、空襲で亡くなった仲良しの同級生・季子について思う箇所でちょっとじんときました。どんと構えた現実主義者っぽい欣子の心に、ふとよぎるのは、可愛らしい同級生・小枝ではなく、やっぱりあだ名で呼び合うコンビだった季子のことなんだなーと・・・。<br />語られなかったけど、季子が亡くなったと聞いたとき、それはそれは欣子は悲しんだのだろうとか。<br />全然作中には関係のない存在なんですけどね。ひょっとしたら皆川さんは、実際に亡くした友人のことを思いながらこのキャラクターをふっと登場させたのかな？なんて思いました。<br />うん、もしからしたら嫌われ者の読書少女・設楽久仁子が作者の投影だったりして・・・？<br /><br />退廃浪漫で放りっぱなしにするんじゃなくて、欣子というしっかり者のキャラクターを語り手にすることで、最後も明るくなったと思います。<br />このさじ加減が、上手いなあ、と思わされました。<br /><br />『設楽久仁子と上月律子、そしてわたしには、共通したところがある。わたしたちは、切り花なのだ。空想・・・あるいは物語・・・という水を養いにしなくては枯れ果ててしまう。しかも、その水には、毒が溶けていなくてはならない。毒がわたしたちの養分なのだ。<br />阿部さん、あなたは違う。あなたは、日常の生活という大地にがっしりと根をのばし、健全な栄養を得ている』<br /><br />これは小枝による手記の部分ですが、なんとなく共感してしまいました。<br />たぶん世の中には、物語を必要とする人と、必要としない人の二種類がいるんです。<br />どちらが立派というわけではないけど、たぶん、そうなんだろうな。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>2009年読了本</dc:subject>
<dc:date>2009-08-13T23:23:48+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
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<title>おくりびと</title>
<description> おくりびと／２００８／日本ちょう今更ですが、実家に帰省した時に見てきました。余計なことは何も言いません。うんそりゃあいろんな人が絶賛するよなあという手堅い造り、美しい風景、全体に流れるしっとりした情感・・・。テーマは地味なんでしょうけど、それが逆に「日本映画」っぽくて外国受けしたのかなあ。死者に対する日本人の意識とか、弔い方とか。そんなのも珍しかったりして？ってゆーか、あんなの私ですら珍しかった。
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<![CDATA[ <span style="color:#0000ff">おくりびと／２００８／日本</span><br /><br />ちょう今更ですが、実家に帰省した時に見てきました。<br />余計なことは何も言いません。<br />うんそりゃあいろんな人が絶賛するよなあという手堅い造り、美しい風景、全体に流れるしっとりした情感・・・。<br />テーマは地味なんでしょうけど、それが逆に「日本映画」っぽくて外国受けしたのかなあ。死者に対する日本人の意識とか、弔い方とか。そんなのも珍しかったりして？ってゆーか、あんなの私ですら珍しかった。今ではなんでも葬儀屋さんがやっちゃうから、あんな職業の人とかも減ってるんでしょうねー。（うちは商売柄、葬儀屋さんとのやり取りがあるんですが、うちの母ですら「納棺師」って職業の人に会ったことがないと言っていた）<br />個人的には納棺師の人に対する蔑視・・・っていうのが気になりました。あんなの、現代日本でもあるんでしょうか？いや、露骨にというか・・・葬儀屋さんとかごくごく普通に存在してるのを見ると、ちょっとだけ違和感があったんです。<br />聖と卑は紙一重っていいいますけどねえ・・・。<br />あと広末涼子の「けがらわしい！」もたいそうな違和感が・・・いや、そんな瑣末なこと別にいいんですけど・・・。<br /><br /><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001Q2HNOW/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51zI%2BbcDJJL._SL160_.jpg" alt="おくりびと [DVD]" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/B001Q2HNOW/jo44jojo16-22" target="_blank">おくりびと [DVD]</a><br />(2009/03/18)<br />本木雅弘広末涼子<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001Q2HNOW/jo44jojo16-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table><br /><br />じわりと泣きました。<br />モックンはいい仕事をしますねえ。もっとしんみりしてるだけの映画かと思ったけど、結構軽やかな面もあったりして・・・適役だったと思います。山崎努もよかった！<br />モックン夫妻の田舎の家（元スナック？）と山崎努の部屋（室内に鉢植えの植物がいっぱいで、温室みたい）がいい雰囲気だなーと思いました。<br /><br />現実の納棺師の仕事ってどんなんなんでしょう。<br />そちら方向に興味が向いてきました。<br /> ]]>
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<dc:subject>2009年観賞映画</dc:subject>
<dc:date>2009-08-12T22:07:06+09:00</dc:date>
<dc:creator>サトウジョン</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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